はなこのアンテナ@無知の知

たびたび映画、ときどき美術館、たまに旅行の私的記録

1泊2日で大阪を楽しむ(9)USJアトラクション・レビュー

2011年07月13日 | 関西を楽しもう♪
個々のアトラクションについての感想

 今回体験したアトラクションの中でも、特に楽しかったアトラクション、良くも悪くも印象に残ったアトラクションについて、少しばかり感想を認(シタタ)めたいと思います。

「ターミネーター2:3-D」:相変わらずそのMCぶりが冴え渡る綾小路麗華女史

 USJ名物と言ったら、やはりこの人のMCをおいて他にないでしょう。「ターミネーター2:3-D」の開場前に、各地からの来場者を慇懃無礼な言葉遣いでいじり倒す、元へ、もてなす(笑)、サイバーダイン社社員であります。

 今回もその期待を裏切らないタカビーなMCで笑わせてくれました。地元大阪からの来場者はもとより、遠方の韓国やインドネシアからの来場者(日本語が上手かったので、おそらく留学生か駐在員だと思いますが…)も、バッサ、バッサと容赦なく斬り捨てます。とにかく徹頭徹尾、来場者のマゾッ気を刺激しまくりの、麗華様のMCでございましたbomb2

 ステージは「T2」の続編を思わせるストーリー。完成度が高くて、何度見ても楽しい。ただ今回は、実際に舞台上で演じた液体金属型ターミネーターのキャストが小柄過ぎたのが、強いて言えばマイナスポイントでしょうか?モロに日本人体型で、迫力に欠けました。

「シュレック4・Dアドベンチャー」「セサミストリート4・Dムービーマジック」:

 両アトラクションは同じ劇場で、時間違いで実施されるアトラクションです。観客は3Dメガネと座席に用意された様々な仕掛けによって、あたかもスクリーン上の物語の世界に入り込んだかのような臨場感を味わえます。先に体験した「シュレック」が、物語の内容と座席の仕掛けとが実に見事にマッチしてとても楽しめた一方で、「セサミストリート」は正直言って今ひとつ気持ちが乗れませんでした。

 前者がスケールの大きな冒険物語であったのに対し、後者はセサミの仲間の日常のドタバタを描いた物語。あえて4Dにする必然性のない展開で、仕掛けの特性を生かし切れずに終わってしまった感じです。とは言え、「セサミ」の赤毛のエルモは、とびきり可愛らしかった。不器用で、失敗ばかりだけれど、なぜか憎めないキャラ。そういう人、私の身近にもいそうです。あ…私だったりしてase (現実の世界で失敗ばかりだと、さすがにマズイですねase2)

「ユニバーサル・モンスター・ライブ・ロックンロールショー」:
所詮テーマパークのアトラクションだから、と侮るなかれ!

 このショー・アトラクションも来場時は毎回欠かさず見ています。映画『ビートルジュース』を下敷きにしたミュージカルショーなのですが、しっかりとした構成・演出な上に、日米混成のキャストが歌良し、ダンス良し、ルックス良しで、なかなか見応えあります。明日のスターを夢見て頑張っている若手俳優達が出演しているのでしょうか?時間をおいてUSJに来ているせいか、見る度にキャストが代わり、キャラの雰囲気もビミョーに変わってしまっているのはご愛嬌wink

 結構広い会場なので、混雑していても入場できる確率が比較的高いのも嬉しいです。待ち行列に並んで、自分の手前で入場を締め切られる時の哀しさ、悔しさは何とも言えないですものね。このアトラクションは、一旦入場を締め切っても、後から会場内に散在する空席に希望者を追加入場させてくれるので、場所に拘りがなければ上演映時間ギリギリでも、入場できるチャンスは大いにあります。

 ところで、ショーの最中、暗い会場のあちらこちらで光るものは何?例えば上映中の映画館では、携帯電話の液晶画面のバックライトほど迷惑な代物はありませんが、この素晴らしいミュージカルショーでは、隠し撮り?ビデオカメラの液晶画面のバックライトが目障りで仕方ありませんでした。USJはなぜ取り締まらないのでしょうか?

「ジョーズ」:

 今回、一番待ち時間が長かったのが、このアトラクションでした。1時間近くは待ったでしょうか?しかし、待っただけのことはあります。やはり行楽気分でボートに乗り、襲いかかる巨大ザメを間近に見るのは迫力満点exclamation2火を使うアトラクションなので、ガソリン臭や煙の匂いなど、嗅覚も刺激しますね。

 映画を何度も見て、アトラクションを何度も体験して、ストーリーはわかっているのに面白いniko海で楽しむ人々に、音もなく忍び寄る巨大ザメの恐怖。映画を見ている私達はあのビートを刻むBGMで、登場人物に迫り来る恐怖がわかるのですが、映画の中の人物は、気づいた時には逃げようがないんですよね。あの、どうしようもない絶望感。今更ながら、よく出来た映画だなあと、このアトラクションに参加する度に感心します。

「スペース・ファンタジー・ライド」:

 このライド・アトラクションは初体験。しかし、類似のアトラクションを、昔、ジョイポリス東京ドームシティで体験したような記憶があります。背中合わせで2組が乗り合わせた半球形の乗り物が、高速で自転しながらゴールに向かって疾走する。今回はスペース・ファンタジーと銘打っているだけあって、宇宙空間を冒険しながら旅する設定です。具体的に関連した映画が思い当たらなかったので、特に思い入れもなく、フツーに高速ライドを楽しんだ印象です。

映画を超えたアトラクションquestion2exclamation2「ウォーターワールド」:
 このショー・アトラクションも何度見たことか…meromero

 ケビン・コスナー主演の映画は正直言って退屈で、あまり面白くなかったのですがase2、このアトラクションはスタジアムサイズのスケール感と、大道具や火薬をふんだんに用いた派手な演出と、豪快なスタント・アクション、そして悪の親玉ディーコンの手下共の「俺様」な手荒い歓迎nikoが、これまた観客のマゾッ気を呼び覚まして「歓喜の嵐」を巻き起こし、何度見ても楽しいアトラクションです。

 ショーが始まる前の、場の盛り上げ方が本当に巧いですね。観客も最初からノリノリで、キャストを圧倒するほどniko…率先して「水の洗礼」を受けたがるしnikonikoこの日は日差しが強く、汗ばむくらいだったので、水浴びにはもってこいの日和ではありました。それにしても30人は多いnikonikoniko子供から大人まで水際に勢揃いして、キャストにバケツの水をぶちまけてもらい、「歓喜の声」を上げていました。

 そして、いよいよショーのスタート。アトラクションと言っても、ドライランドを巡る「ディーコン一味」対「マリナーとその仲間」の闘いは、手に汗握る本格アクション。13mの高さからのダイブや、巧みなジェット・スキーの操縦等、見どころ満載です。女性キャストも果敢に高所でのアクションをこなし、格好良かった。いやぁ~、いつもながら見応えありましたexclamation2

 右写真はホテル内のお土産店にあった「USJ開業10周年記念スパイダーマンTシャツ」。黒地に金文字の10th Anniversaryを背景に躍動するスパイダーマン。全面に大きく描かれた図柄は迫力満点で、少し派手過ぎるくらいkirakira2

 留守宅を預かっている息子への土産にどうかと思い、写メールを送って本人に確認したところ、あっさり「黒のTシャツはもう何枚も持っているから要らない。金の無駄遣いはしないで」と断られてしまいました。以前なら即答で欲しいと言ったはずなのに…こうした冷静な反応に息子の成長を感じつつも一抹の寂しさを禁じ得ない、まだまだ子離れには程遠いtulipはなこでアリマスase



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