はなこのアンテナ@無知の知

たびたび映画、ときどき美術館、たまに旅行の私的記録

関西旅行はおいしい&楽しい(4)

2007年05月14日 | 関西を楽しもう♪
 慌ただしくも楽しい時間はあっと言う間に過ぎて、大阪に戻る時間が来てしまった。神戸にいたのは賞味6時間くらいか。これで神戸を堪能したとは言い難い。次回はもう少しゆったりと過ごしてみたいと思う(案外、そこに心を残した方がまた来られたりするから不思議)。帰りは神戸ポートタワーから陸側に向かって延びたペデストリアン・デッキを歩き、最寄りの神戸市営地下鉄みなと元町駅から乗車して三宮・花時計前駅で下車。そこから再び阪急神戸線に乗り梅田へと戻った(神戸観光1dayクーポンの使用はここまで) 。いよいよ次は今回の旅のメイン・イベント?である吉本なんばグランド花月の公演だ。

 帰り際に貰ったチラシ数枚と5月のプログラムとチケットの半券

 我が家(私?)は無類の”演芸”好きである。結婚後は夫婦で、子どもが出来てからは家族で、はたまた私一人でも、上野の鈴本新宿の末広亭浅草演芸ホールの寄席を見に行ったり、談志志の輔小朝の独演会に足を運んでいる。イマドキTVでも気軽に見られるとは言え、やはり”生”は良い。演者の唾が飛んでくるくらいの最前列・ど真ん中の席で見たことが何度かあるが、演者と直接やりとりする機会などもあって(因みに私は先代正楽と当代正楽の”紙切り作品”を持っている。これはその場でリクエストして切って貰うもの。挙手して「○○(を作って)っ!」とアピールするのだ。即リクエストに応える師匠の早業がひとつの売りになっていて1回の公演で貰えるのは3~4人)、舞台との一体感を感じられるのは、やはり”生”ならではのものだろう。

 その意味で心残りは”やすきよ漫才”を”生”で見られなかったことである。先日NHKで舞台名作選として、やすきよの40(45?)分に渡る丁々発止の漫才の放映があったが、その迫力たるや、今の若手は遠く及ばない。やすきよの二人の神経がいつブチ切れるかと、見ているこちらまでハラハラするような凄い漫才であった。二人の漫才はまさに”闘い”である。(あくまでもイメージとして)破天荒な天才肌と生真面目な努力家のまさに真剣勝負といった趣。吉本NGKは、その後輩達の舞台なのである。弥が上にも期待は高まる。

 ところで今回の関西旅行は前々から計画していたものではなく、当初申込んでいたN社(まただよ(¨;))のバスツアー(北関東の花の名所を巡るツアー)がGW3週間前になって催行中止になった為、急遽ANAで申込んだ飛行機・ホテルセットのフリープランである。早速まっぷるマガジン『京都・大阪・神戸』を買い、イマドキの関西ネタを下調べ。このところの第2次お笑いブームもあってか、吉本が大きく取り上げられていた。そうだ!関西と言ったら吉本だ、と思った私は、吉本もネットでチケットの予約が可能なことを知り、早速サイトにアクセスしてみた。

なんばグランド花月公式サイト

 GW特別興行とあって、観覧料は通常1階席4000円、2階席3500円のところが、一律4500円である。吉本もあこぎな商売をしよりまんなあと思いつつ、出演者をチェックしたら、子どもの頃から馴染みのオール阪神・巨人や三枝の名前があったので、やっぱり見たい。しかし、アクセスした時期が遅すぎたのか、またGWと言うこともあって、取れたのは2階席の最後列。通常より1000円も高い。高い上に最後列。大丈夫かいなと内心思ったが、家族がガッカリするといけないので、このことは口にしなかった。念のためカバンにオペラグラスを忍ばせた。

 阪急梅田駅から地下鉄御堂筋線でなんば駅へ。GW最後の土曜の夕方とあってか、もの凄い人出。土日の横浜駅構内の人混みにもいつも辟易しているが、ここも負けず劣らずの混雑。それどころか、それに関西弁のおしゃべりが加わるから圧倒される。それにしても皆よくしゃべるなあ…さすが吉本(新喜劇&漫才)で子どもの頃から鍛えられているだけあって?会話のテンポが小気味良い。人並みかきわけてやっとのことで地上に出たが、外が暗いせいか道がわかりづらい。手近の店舗の店員さんに道を聞いて、吉本の看板の前までどうにか辿り着いた。

 矢印に従ってビルに入ったら、ゲームセンター(以下GC)?! 

GC内部の左手ガラスのドアを出ると、正面にあった! 

 写真は帰り際に急いで撮ったので斜めになっているが、実際はGCを出ると正面にNGKのビルが立っている。以外にスッキリとした外観?私の方がコテコテの関西風を期待し過ぎたか?(笑)
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