先日、夫の出張に合わせてマイレージ利用で沖縄に行って来ました。
まずはセルリアンブルー社のバスツアーで北部へ。
最初の目的地は、"沖縄のアダムとイブ伝説"が残る古宇利島(こうりじま)へ。
全長1960m、通行無料の橋としては長さが日本一の古宇利島大橋を渡って古宇利島へ。古宇利島は、車なら10分程度で周遊できる小さな島です。
古宇利島の白い砂浜。エメラルドグリーンの海。日差しは既に夏の眩しさ。
20分ほどの滞在で古宇利島を後にし、一路、美ら海水族館へ。途中に通過した、屋我地島と本部半島の間にあるワルミ海峡に架かる高さ37.2mのワルミ大橋からの眺めは絶景!
鬱蒼と茂る原生林と海の色の深みが何とも言えない…
美ら海水族館の"黒潮の海"大水槽。いつもながらの大迫力。ジンベエザメとマンタが悠々と回遊。
春休みの家族連れと海外からの旅行客とで、館内は芋を洗うような大混雑でした。今まで何度も来ているけれど、こんなに混雑した館内は初めて。
オキちゃん劇場で定期的に行われるイルカショー(無料)も見学。
今回、初めて知ったのですが、この日ショーに出演したイルカの中には、1975年に当地で開催された沖縄国際海洋博覧会当時から出演しているオキゴンドウイルカもいるとのこと。
当時は南洋の海から運ばれて来た精鋭の15頭がオキちゃんの名称でショーに出演していたらしいのですが、その唯一の生き残りなんだそうです。
芸歴なんと40年!40年ですよ!私が中学生の時に見たかもしれないイルカが、未だ現役で活躍しているのです。
イルカもほ乳類なので長命なんですね。
次いで、琉球村です。沖縄各地の地域色溢れる古民家を恩納村に移築して展示した観光施設です。川崎市生田緑地にある日本民家園の沖縄版と言ったところ。
屋根の上で睨みをきかせているのは家の守り神シーサー。写真はシーサーの名工と言われた島常賀(しま じょうが)氏の作品です。素朴で、ユーモラスで、生命感溢れる作風が人気。
かつて農耕で使われた水牛。
水族館と琉球村の入場料込み。昼食はついていませんでしたが、ネット割引で通常料金5,500円が5,300円でした。ガイドさんが芸達者な方で、長時間移動のバスの車中でも楽しませてくれ、なかなか充実したツアーでした。
シメは沖縄グルメです。
まずは内装も味付けもアメリカン・テイストなジャッキー・ステーキハウス。
創業60年を超える老舗のようです。
今回宿泊した県庁前のホテルから、スマホのナビに従って徒歩30分弱で行けたのですが、近隣は住宅街なのか夜は街灯も少なく真っ暗でした。有名店だからタクシーで乗り付けた方が安心かも。
かなりの人気店ですが予約は受け付けず、ウエイティングリストに名前を書いてから、1時間近く待ちました。とは言え、名前を書いた時点で26番目でしたから、1時間弱で席に着けたと言うことは、回転率は悪くないのかもしれません。つまり、ゆったりとした雰囲気の中で食べる類の店ではないと言うことです。
店一番人気のテンダーロイン・ステーキ、200グラム。写真のステーキの焼き加減はミディアム・ウェルダン。これにライスかパンとコールスローサラダ、クリームスープが付いて、2,000円也。肉質も軟らかく、なかなかの味。コスパ良し。
かなりの人気店なのか、店内の壁には有名人のサイン入り色紙が所狭しと張られています。店のインテリアからして、アメリカ映画やドラマでよく見かける、気取りのないカジュアルなダイナーと言う感じ。
こちらも創業60年近い老舗のチャーリー・タコス。国際通り店です。元は米軍基地近隣の沖縄市(旧コザ市)が発祥の店で、米兵相手に商売していただけあって、やっぱりアメリカン(タコス自体はメキシコ料理だけれど)な雰囲気を醸しています。
国際通り店は、仰々しい土産物屋が軒を並べる国際通りの、県庁寄りの松尾と言うところにあるのですが、周囲の看板の派手さに負けて埋没しがちなのか、少し場所が分かりづらいかも。
でも味は本格派(本場メキシコには行ったことがないけれど)なので、沖縄を訪れた際には是非食べて欲しい逸品です!
これが噂のタコス向かって左から具はツナ、チキン、ビーフとなっています。辛いサルサソースをかけていただきます。
こんがり焼けたトルティーヤに挟み込まれた、シャキシャキの千切りレタス、ざく切りのジューシィなトマト、スライスチーズ、そしてツナ、チキン、ビーフそれぞれの肉質が相俟って作り上げる味のハーモニーに、ピリッとした辛口ソースがよく合います。
夢中で頬ばって、手がソースでベタベタになるのも、具のそぼろ肉がポロポロこぼれ落ちるのもご愛嬌
いろいろなセットがあるけれど、私はこの3種とドリンクのセットをオススメ。これで800円弱。レジで注文して、テーブルまで運んで貰います。内装も素敵だし、店員さんも可愛いですよ
最後に忘れてはならないのが、ブルーシール・アイスクリーム。
今や、わしたショップのようなアンテナ・ショップやシネコンの109でも買えるけれど、現地沖縄で食べるなら、やっぱりソフトクリーム。中でも紅芋とバニラのミックス。和製アイスクリームとは違った濃厚な味わいで、これまたアメリカン。
観光地、国際通りと、数多く出店しているので、気軽に食べられるのも嬉しい。私は県庁前のパレットくもじ店で食べたのですが、ロゴデザインのオリジナルグッズも売られていました。お土産に良いかもしれません。
ご紹介した3品共、長きに渡る米国統治の影響を色濃く残す沖縄の食文化ですね。もちろん伝統の味も良いですけれど…
まずはセルリアンブルー社のバスツアーで北部へ。
最初の目的地は、"沖縄のアダムとイブ伝説"が残る古宇利島(こうりじま)へ。
全長1960m、通行無料の橋としては長さが日本一の古宇利島大橋を渡って古宇利島へ。古宇利島は、車なら10分程度で周遊できる小さな島です。
古宇利島の白い砂浜。エメラルドグリーンの海。日差しは既に夏の眩しさ。
20分ほどの滞在で古宇利島を後にし、一路、美ら海水族館へ。途中に通過した、屋我地島と本部半島の間にあるワルミ海峡に架かる高さ37.2mのワルミ大橋からの眺めは絶景!
鬱蒼と茂る原生林と海の色の深みが何とも言えない…
美ら海水族館の"黒潮の海"大水槽。いつもながらの大迫力。ジンベエザメとマンタが悠々と回遊。
春休みの家族連れと海外からの旅行客とで、館内は芋を洗うような大混雑でした。今まで何度も来ているけれど、こんなに混雑した館内は初めて。
オキちゃん劇場で定期的に行われるイルカショー(無料)も見学。
今回、初めて知ったのですが、この日ショーに出演したイルカの中には、1975年に当地で開催された沖縄国際海洋博覧会当時から出演しているオキゴンドウイルカもいるとのこと。
当時は南洋の海から運ばれて来た精鋭の15頭がオキちゃんの名称でショーに出演していたらしいのですが、その唯一の生き残りなんだそうです。
芸歴なんと40年!40年ですよ!私が中学生の時に見たかもしれないイルカが、未だ現役で活躍しているのです。
イルカもほ乳類なので長命なんですね。
次いで、琉球村です。沖縄各地の地域色溢れる古民家を恩納村に移築して展示した観光施設です。川崎市生田緑地にある日本民家園の沖縄版と言ったところ。
屋根の上で睨みをきかせているのは家の守り神シーサー。写真はシーサーの名工と言われた島常賀(しま じょうが)氏の作品です。素朴で、ユーモラスで、生命感溢れる作風が人気。
かつて農耕で使われた水牛。
水族館と琉球村の入場料込み。昼食はついていませんでしたが、ネット割引で通常料金5,500円が5,300円でした。ガイドさんが芸達者な方で、長時間移動のバスの車中でも楽しませてくれ、なかなか充実したツアーでした。
シメは沖縄グルメです。
まずは内装も味付けもアメリカン・テイストなジャッキー・ステーキハウス。
創業60年を超える老舗のようです。
今回宿泊した県庁前のホテルから、スマホのナビに従って徒歩30分弱で行けたのですが、近隣は住宅街なのか夜は街灯も少なく真っ暗でした。有名店だからタクシーで乗り付けた方が安心かも。
かなりの人気店ですが予約は受け付けず、ウエイティングリストに名前を書いてから、1時間近く待ちました。とは言え、名前を書いた時点で26番目でしたから、1時間弱で席に着けたと言うことは、回転率は悪くないのかもしれません。つまり、ゆったりとした雰囲気の中で食べる類の店ではないと言うことです。
店一番人気のテンダーロイン・ステーキ、200グラム。写真のステーキの焼き加減はミディアム・ウェルダン。これにライスかパンとコールスローサラダ、クリームスープが付いて、2,000円也。肉質も軟らかく、なかなかの味。コスパ良し。
かなりの人気店なのか、店内の壁には有名人のサイン入り色紙が所狭しと張られています。店のインテリアからして、アメリカ映画やドラマでよく見かける、気取りのないカジュアルなダイナーと言う感じ。
こちらも創業60年近い老舗のチャーリー・タコス。国際通り店です。元は米軍基地近隣の沖縄市(旧コザ市)が発祥の店で、米兵相手に商売していただけあって、やっぱりアメリカン(タコス自体はメキシコ料理だけれど)な雰囲気を醸しています。
国際通り店は、仰々しい土産物屋が軒を並べる国際通りの、県庁寄りの松尾と言うところにあるのですが、周囲の看板の派手さに負けて埋没しがちなのか、少し場所が分かりづらいかも。
でも味は本格派(本場メキシコには行ったことがないけれど)なので、沖縄を訪れた際には是非食べて欲しい逸品です!
これが噂のタコス向かって左から具はツナ、チキン、ビーフとなっています。辛いサルサソースをかけていただきます。
こんがり焼けたトルティーヤに挟み込まれた、シャキシャキの千切りレタス、ざく切りのジューシィなトマト、スライスチーズ、そしてツナ、チキン、ビーフそれぞれの肉質が相俟って作り上げる味のハーモニーに、ピリッとした辛口ソースがよく合います。
夢中で頬ばって、手がソースでベタベタになるのも、具のそぼろ肉がポロポロこぼれ落ちるのもご愛嬌
いろいろなセットがあるけれど、私はこの3種とドリンクのセットをオススメ。これで800円弱。レジで注文して、テーブルまで運んで貰います。内装も素敵だし、店員さんも可愛いですよ
最後に忘れてはならないのが、ブルーシール・アイスクリーム。
今や、わしたショップのようなアンテナ・ショップやシネコンの109でも買えるけれど、現地沖縄で食べるなら、やっぱりソフトクリーム。中でも紅芋とバニラのミックス。和製アイスクリームとは違った濃厚な味わいで、これまたアメリカン。
観光地、国際通りと、数多く出店しているので、気軽に食べられるのも嬉しい。私は県庁前のパレットくもじ店で食べたのですが、ロゴデザインのオリジナルグッズも売られていました。お土産に良いかもしれません。
ご紹介した3品共、長きに渡る米国統治の影響を色濃く残す沖縄の食文化ですね。もちろん伝統の味も良いですけれど…