はなこのアンテナ@無知の知

たびたび映画、ときどき美術館、たまに旅行の私的記録

DEATH NOTE

2006年06月18日 | 映画(2005-06年公開)
息子と夫が原作まんがの大ファンで、公開初日の昨日 二人連れだって見に行ったのですが、私はお留守番でした。 映画評によっては原作の良さをまるで表現しきれていないと 酷評もありましたが、原作ファンの二人の感想は 「面白かったよ」。 評論家とファンという立場の違いなんでしょうけど、 作品を常に評価の対象として見るのは、 心から映画を楽しめないんじゃないかと、 映画評論を生業としている人には同情の念も。 . . . 本文を読む
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スクール・ギャラリー・トーク

2006年06月13日 | ボランティア活動のこと
今日は先週に引き続き、ボランティア先の美術館で、 小学生を対象にギャラリー・トークを行った。 以前こちらで書いたように、作品解説のような知識の伝授 というより、本物の作品を前にして、子供達と対話しながら 鑑賞するという形をとっている。 今日は公立小の5年生の子供達、50人余り。6グループに 分割して、ボランティア一人当たり10人前後の児童を担当。 殆どが美術館初体験か、それに近い。予め学校 . . . 本文を読む
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モンスターを作っているのは私達かもしれない…

2006年06月12日 | はなこのMEMO
シャーリーズ・セロンが所謂汚れキャラを体当たりで演じ、 米アカデミー賞主演女優賞を獲得した作品が『モンスター』。 主人公の女性は、その醜い容姿にコンプレックスを持ち、 不幸な生い立ちも相俟って娼婦として生きている。 さらに同性愛者でもあったことから、 保守的な社会からの疎外感を感じ、孤独感を深めて行く。 彼女の転落の軌跡は、まさに絶望から自暴自棄になった 人間の生き様を描いて、彼女の犯した罪は . . . 本文を読む
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間宮兄弟

2006年06月11日 | 映画(2005-06年公開)
モノは主(あるじ)を表わす。 写真のクッションはまさにそんな感じ。 『かごめ食堂』や本作など、和み系、癒し系とも言える作品 に最近心惹かれるのは、自分が疲れているせいなのか? 見ているうちに強ばった肩の力も抜けてきて、気持ちも ほぐれてきて、見終わった後には心地よい脱力感があり、 何だかホッとします。 『博士の愛した数式』にしても、人の優しさや人と人の 触れ合いを描いていて、そうした類の映画が . . . 本文を読む
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『インサイド・マン』見て来ました♪

2006年06月10日 | 映画(2005-06年公開)
大人向けのスマートなサスペンスといった趣。 この作品も、欧米諸国の文化や思想を理解していないと、 分かりづらいかも。 エンドロールを見ながら興味深いと思ったのは、 劇中、人種差別発言をしていた人が 実は被差別の人種であったり (名前でだいたいのルーツの見当がつきます)と、 アフリカ系アメリカ人であるスパイク・リー監督一流の 風刺が効いていたこと。 疲れたので、詳しい感想は明日以降改めて (マ . . . 本文を読む
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世界はFIFA WCで沸いているというのに…

2006年06月10日 | はなこのMEMO
イスラエルのガザ地区では、海岸で海水浴を楽しんでいた 一般のパレスチナ人に、イスラエル軍が攻撃を加え、 7人が死亡したらしい。 武装勢力と勘違いしたイスラエル軍の完全な失態。 ハマスの攻撃部門(ハマス=テロ組織ではなくて、 現地では保育園や病院を整備する等の活動も行っている。 だから先の総選挙で大勝した)は、 イスラエルとの休戦協定(テロ攻撃を行わない約束)を 破棄したと昼のテレビニュースは伝えて . . . 本文を読む
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FIFAワールドカップ・ドイツ大会始まる

2006年06月10日 | はなこのMEMO
世界的スポーツの祭典としては、 夏季オリンピックを凌ぐ人気を誇る サッカーWCが始まりましたね。 予選も含めて参加国の多さでは、 文句なくワールド・カップと言えます。 サッカーの世界的な人気の理由は、 やはりボールひとつあればゲームが出来ること。 貧富の差に関係なく楽しめるのがミソ。 まさに個人の身体能力がモノを言う、原始的な球技? かつチームワークの面白さも兼ね備えていて、 シンプルな . . . 本文を読む
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そう言えば石原真理子が…

2006年06月07日 | はなこのMEMO
現在は石原真理絵を名乗っているけど、 私には以前の石原真理子の方がしっくり来ます。 久方ぶりにその石原真理子が女優活動再開のようで これを機に芸名も真理絵から真理子に戻すらしい? その彼女を、先週金曜日のNHK 『英語でしゃべらナイト』で見かけました。 いつの間にか在米10年を越えていたのですね。 渡米の当初の目的は、女優として成功した為に プライベートが全くなくなり、 自分を見失うことを恐れ . . . 本文を読む
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プロデューサーズ

2006年06月07日 | 映画(2005-06年公開)
元々は才人メル・ブルックスが映画として作ったものを、 天才スーザン・ストローマンの演出・振り付けで舞台化し、 再びストローマンによって映画化されたらしいですね。 ちとややこしい話ですが… うんちくはこの辺りにとどめて、感想に入りたいと思います。 本作。ハッキリ言ってストーリーはあまり重要でない。 何と言ってもブロードウェイの舞台の雰囲気を楽しむこと! これに尽きます! そして本作を見たら、是 . . . 本文を読む
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ブロークバック・マウンテン

2006年06月06日 | 映画(2005-06年公開)
”カウボーイ”の”同性愛”と、 一見相容れないような組み合わせが俄然注目を浴びた本作。 それが、保守的なアカデミー賞では敬遠されたのか、 主要な受賞は監督賞のみにとどまった。 禁断の愛を覗き見る、と言った興味本位な視点で見ると、 肩すかしを喰らうのは間違いない。 あくまでも映像は詩的で美しく、 描かれた愛は切なく哀しいものだから。 短編小説を、アン・リー監督の豊かなイマジネーションで 見事 . . . 本文を読む
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