“渋谷の父 ”ハリー田西の占い研究所

自身のことを含め世の中の森羅万象を占い師・運命学研究家の立場からつづります。

ちい散歩ならぬハリー散歩~渋谷・並木橋編~

2010年08月13日 17時22分27秒 | Weblog
今日は、人によってはつまんない(かもしれない?)話を書きます。

JRの渋谷駅から山手通りを恵比寿駅方向に向かっていった最初の交差点を並木橋交差点といいます。

さて、この交差点の名称になっている“並木橋”という橋はどこにあるのか?
僕は、何十年も、代官山方向からこの並木橋の交差点に至るバス通りが、
JRの線路を渡る跨線橋を“並木橋”だと思っていました。

ところが、今日気まぐれに、東横線を渋谷駅の一駅前の代官山駅で降りて、
途中の小諸そばで朝そばでも食べてからオフィスに行こうと、
散歩がてらにテクテクバス通りを歩いてきた折に、
この跨線橋の名称が“猿楽橋”なる橋であることを発見したのです!

あっちゃ~!
では、本物の“並木橋”はどこに?・・・と思ってあたりを注視してみて、
(それは、よーく考えればごくごく当たり前の発見だったのですが)
“並木橋”とは、交差点のすぐ際をひっそりと流れる渋谷川にかかる
長さ5mほどの小さな橋だったのです。

う~ん、“猿楽橋”に比べると、なんとも目立たねぇ~。
それは、猿楽橋のたもとのすぐ横にあるので、
完全に猿楽橋の威容の陰に隠れてしまっています。
なにしろ“猿楽橋”は、代官山町から始まって、JRの線路はもちろん、
この渋谷川まで跨いで、一気に並木橋の交差点にまで至るロングスパンの橋なのですよ!
その猿楽橋の存在感に比べると、本物の“並木橋”のなんと質素で慎ましやかなことか!

でも、このちっぽけな橋が実に味があるです!
よくいえば、渋谷の駅周辺で暗渠となってしまうこの渋谷川にはお似合いというか、
渋谷川と並木橋は昔からの幼なじみみたいなものというか、
そんな気持ちでこの橋のたもとに佇んで川面を眺めていたら、
なんとなくこの渋谷のさりげない光景がとてもいとおしくなってしまいました。

そんな並木橋のたもとに、魚屋さんがやっている魚料理「のじま」という食堂がありました。
この店の看板は、よく東横線の車窓から見ていたけれど、こんな感じの店だったのか!
よしこんどは絶対に来ようと思いました。

ちなみに、戦前は、東横線の渋谷駅と代官山駅の間に、並木橋駅という駅があり、
近隣の国学院大学や実践女子学園などなどの学生たちが利用したそうな。

ところが、に1945年空襲で焼けてしまい、結局は駅ごと廃止されたそうです。
う~ん、この場所にもいろいろな歴史のドラマがあるんですねぇ。


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