“渋谷の父 ”ハリー田西の占い研究所

自身のことを含め世の中の森羅万象を占い師・運命学研究家の立場からつづります。

午未天中殺のイチロー選手について懸念

2013年06月12日 21時17分51秒 | Weblog
午未天中殺といえば気になるのが、ニューヨーク・ヤンキースのイチロー選手です。

イチロー選手の場合は、守護神でもあるお父さん、チチローさんとの関わりが深く、
子供縁が薄いなどの午未天中殺の特徴、
さらにいえば、宿命に持っている生日天中殺の要件など、
算命学的には語ることの多い人です。

そのイチロー選手は、月運天中殺の6月に入ったとたん打撃の調子が下降気味となり、
これで3試合連続の無安打、打率は、0.254に下がってしまいました。

リーグが違うとはいえ、
ブルワーズの青木選手が3割をキープしているのに比べたら、寂しい限りです。

10年連続シーズン200本安打以上という、
前人未到の大記録を打ち立てたイチロー選手も今年の10月で40歳・・・
その年齢を思えば、そろそろイチローも限界かなと感じている人も少なくないと思います。

さて、12年間に2年間、年運の天中殺が、
12ヶ月に2ヶ月間、月運天中殺があるように、
同じ理屈で、人には120年間に20年間、大運天中殺といわれる期間があります。

この大運天中殺の解釈は、同じ天中殺という名はついていても、
不運な時期を意味する年運天中殺や月運天中殺と違い、
人生に何か夢を持って行動することで、
成功に向かって限りなく運を上げることが出来る期間、
いわば“天がくれた好運のプレゼント”の期間ともいえます。

中でも、120年を10年ごとに区切った時の3旬、4旬に大運天中殺が回ってくる人は、
たいていの場合、運の流れを陽転させ、運気を大きく上げることが出来るのです。

そこで、イチロー選手の場合です。

彼は《5才運》といって、5才~、15才~、25才~、35才・・・と、
5のケタで変わる10年ごとに運が区切れるタイプですが、
まさに、25才から45才までの3旬、4旬の20年間が午未の大運天中殺にあたっている、
大運天中殺・天礼の型・陽転タイプという大成功タイプの人間、
肉体的にも精神的にも若く一番充実している時期に、
大運天中殺現象が一番はっきりと現われる典型なのです。

また、25才からの3旬が海外での活躍を意味する龍高星大運であることも、
彼のメジャーでの成功を暗示していたといえるでしょう。

その一方、一般に大運天中殺は、それを稼働させるために相当な体力が必要なため、
その期間は20年間とはいえ、
だいたい15年目くらいから徐々に下降の兆しが出てくるといい、
その最後の5年間の過ごし方が、
大運天中殺を抜けた後の運気の流れに大きく影響するといわれています。

では、これをイチロー選手にあてはめてみましょう。
原理原則に従えば、イチロー選手は、25才に大運天中殺に入り、
15年間の絶頂期を経て、40才で迎える来シーズンあたりから下降線をたどる・・・
とこうなります。

ところが、実際のイチロー選手の成績を見ると、
今シーズンもさることながら、
初めて3割を切った一昨年くらいから下降が始まっているともいえます。
これをどう解釈するか?

実は、大運天中殺は、通常パターンの場合、
大運天中殺に入る直前は運気が低迷し現実苦があるといい、
大運天中殺に入るとそれが一気に天井しらずの上昇カーブを描くといわれていますが、
初旬に西方納音という条件のある早熟の大天才、イチロー選手の場合を見ると、
大運天中殺の現象がやや繰り上がって始まっているように思えます。

というのは、高卒後、プロ野球界入りした直後の1992年、93年の2年間ほど、
当時の土井正三監督に敬遠されて2軍暮らしを強いられるという現実苦があり、
それが20才で迎えた94年のシーズンを境に一気に上昇カーブに転じているのです。

すなわち、イチロー選手の場合、大運天中殺は、
実際には3旬に入る25才を、5年ほど前倒しして始まっているのではないでしょうか?

5才~  辛酉 貫策星
15才~ 庚申 石門星
※20才の時の94年のシーズンに1軍に定着し、210安打を放って首位打者となる
25才~ 己未 龍高星
35才~ 戊午 玉堂星

45才~ 丁巳 車騎星

ということは、イチローの大運天中殺の稼働期間は25才~35才~45才ではなく、
それが5年ほど前倒しとなるとして、
20才~30才~40才となっているのかもしれません。

だとすれば、イチロー選手のここ3年ほどの不調は、
もはや大運天中殺が終わる、いわば接運の時期にあたっているからなのかもしれません。

そして、来年からは年運の天中殺に突入。
この時期にその“お知らせ現象”が来ているとするならば、
来年のイチロー選手の状態が非常に心配です。

甲午の年である来年2014年のシーズンは司禄星の天中殺。
今までコツコツ積み上げてきたものが中殺され、
しかも、位相法的に東方害、西方破と、
これまで丈夫が取り柄でケガなしだったイチロー選手が、
初めてケガなどのアクシデントに見舞われる大変なシーズンとなるかもです。

さて、さて、ここからはちょっと占いから離れた僕なりの見解ですが、
今年を含めここ3シーズンほどのイチローを見ると、
年齢的なこともあるのか、脚力などの体力の衰えもさることながら、
彼の類稀な動体視力が落ちているような気がしてなりません。

いや、動体視力だけでなく、視力そのものが低下し、
老眼や乱視の兆候も出ている可能性もあります。

というのは、加工されたCMの中のイチローを見る時と違い、
試合中にテレビにちらりと映るイチローを見ていると、
その目がややあかく、疲れ目のような状態になっていることに気づくのは僕だけでしょうか?

ゆえに、今年のシーズンオフは身体の再検査、ケアはもちろん、
目の検査や治療まで、すべからくしっかりとなすべきだと思います。



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