“渋谷の父 ”ハリー田西の占い研究所

自身のことを含め世の中の森羅万象を占い師・運命学研究家の立場からつづります。

サザンの桑田、柔道の上村会長・・・宿命に天剋地冲を持つ者の生き方

2013年06月25日 22時57分41秒 | Weblog
株主総会の季節です。
各所で株主総会が開かれた今日のニュースから・・・

サザンオールスターズがこの夏5年ぶりに活動再開を発表したとたん、
サザンの所属するアミューズの株がグーンと上がったそうな・・・
それを聞いて、やっぱりサザン、その象徴ともいえる桑田佳祐さんは、
一つの“カリスマ”だなと思いました。

一方、同じカリスマ(?)でも不祥事続きで揺れる全柔連のカリスマのほうは、
お尻に火がついて大変なことになっています!

今日、全柔連の株主総会ともいえる評議委員会が開かれたのですが、
上村春樹会長以下理事の解任動議をめぐって紛糾したそうな・・・

でも、だいたいからして、この上村会長もおかしいですよね。
「改革のメドがついたらやめます」とか言って、自らの辞任を先延ばしし、
権力にしがみついている・・・
それって民主党政権時代の菅元総理とかぶると感じるのは僕だけでしょうか?

サザンオールスターズの桑田佳祐さんと全柔連の上村春樹会長、
この二人を並べて“カリスマ”を論じるのはいささか無理筋かもしれませんが、
実は、運命学的にいうと、
この二人、宿命に天剋地冲を持っているという共通点があるのです。

算命学や四柱推命のように生年月日(四柱推命は時間も)を使う占いは、
旧暦(太陰太陽暦)に基いて、生まれた年、月、日をそれぞれの干支で表わしますが、
その宿命の年、月、日を表わす3つの干支を並列させると、
空間を表わす天干(干支の干の部分)同士が剋し合い、
時間を表わす地支(干支の支の部分)が対冲し合う、
上下とも相反する干支の組み合わせになっていることがあります。
この天が剋し、地が冲するという組み合わせを天剋地冲というのです。


桑田佳祐〈1956年2月26日生まれ)

  癸    
  亥  

※月干支の庚寅と年干支の丙申が天剋地冲


上村春樹(1951年2月14日生まれ)

  庚  
  寅 

※日干支の乙酉と年干支の辛卯が天剋地冲


宿命にこの天剋地冲の組み合わせを持つ人間は、
かなり自分勝手な面があり、周囲に破壊を起こすほどのパワーの持ち主、
同時に、よく言えば人を引きつけ周りを巻き込んでいく魅力、悪く言えば毒があり、
他人の運を飲み込んでしまうような力を持っているといわれます。

そんなところから、人呼んで“カリスマの星”。
トップ志向で、まわりの者が犠牲になると、
逆にこの人の運が上がっていくという実に特異で強烈な力を持っています。

あのオバマ大統領も宿命に天剋地冲を持っています。


オバマ大統領(1961年8月4日生まれ)

 己  
 巳  

※月干支の乙未と年干支の辛丑が天剋地冲


オバマ大統領の人気と求心力を思うと、なんとなく納得してしまいます。

一方、この宿命に天剋地冲を持つ人間が、
もし己の強烈過ぎるパワーの前に他人を巻き込んだり犠牲にしたりするのが嫌だとして、
集団のトップに君臨しながらも、
そのエネルギーを一人で自分の内側に抱え込んでしまうと、
逆にストレスが溜まってしまうといいます。

そこで、宿命に天剋地冲を持つ人間は、
他人の犠牲などおかまいなくワンマンなトップであるか、
一人で生きるのがそれなりの生き方だといいます。

つまり、どこかの組織のワンマン会長のように、
トップに立って、周りの者を犠牲にしつつ君臨し続けるか、
破壊のエネルギーの拡散により周りに迷惑をかけないために、一人狼として行動するかです。

その点、桑田啓祐さんがある局面でサザンオールスターズを離れ、
ソロで行動するようになったのは、
一見するとサザンのメンバーを放っておいている勝手な行動のようにも思えますが(?)
もしかすると、実際は、その強烈過ぎるカリスマ性のエネルギーの犠牲を案じて、
一人で活動する道を選択しているのかもしれません。
見方を変えれば、それは彼なりの己を知るがゆえの自制の心であり、
彼のやさしさといってもいいでしょう。

ちなみに、今は亡き“寅さん”こと渥美清さんも宿命に天剋地冲を持っていました。


渥美清〈1928年3月10日生まれ)

   戊
   申

※日干支の己酉と月干支の乙卯が天剋地冲



“フーテンの寅”渥美清さんといえば、
日本の喜劇映画史上の中では並ぶものなきカリスマですが、
私生活ではあまり周りの者とつるんだりせず、
常にひっそりと単独行動をしていたといいます。

また、吉永小百合さんも然り。
彼女も宿命に天剋地冲を持つカリスマ女優ですが、
あまり周囲の関係者とつるむことなく、単独行動が多いようです。


吉永小百合〈1945年3月12日生まれ)

 辛  
 巳  

※月干支の己卯と年干支の酉が天剋地冲



その点、渥美清さんも吉永小百合さんも、いわば孤高のカリスマ的存在だともいえます。

ちなみに、僕も宿命に天剋地冲を持っています。
じゃあ、渋谷の父もカリスマかって?
それは?????せいぜいカリスマではなく、仮住まいくらいです〈笑〉

でも、僕は他の者とつるむことなく、他の者を従えることなく、一人です。

以前僕がいた占い学校の学院長という人も宿命に天剋地冲を持っていたんですが、
この人はこの人で超、超、超、超が10個くらいつくワンマンでした(笑)
僕の一人は、それが反面教師になっているのかな?!
天剋地冲同士で、けっこうゴジラとラドンの戦いみたいでしたもん。

その他、野村克也さん、経済評論家の勝間和代さん、八代亜紀さん・・・
天剋地冲の人は、そういわれてみると、前述したようなそれなりの存在感があります。

さて、長くなりましたが、全柔連の上村春樹会長はどうでしょうか?
やっぱり会長職にしがみつく今の姿を見ると、
他人を犠牲にして運を上げていくというワンマンタイプそのものですよね。

しかしながら、その上村会長も、
今年は年運にチェンジを表わす龍高星が回っているので、
ほどなく現在の職を辞めることになるでしょう。

しかも、上村会長は、部下運のない午未の天中殺。
今日の評議委員会で解任動議が出されるという緊急事態に陥ったのも
現在月運の天中殺中ゆえの災いといえましょう。

そして、来年から2年間はいよいよ年運の天中殺に入ります。
となれば、ここは権力の座にいつまでもしがみつくことなく、
すみやかに後進に道を譲り、
来年からの天中殺における身の処し方を考えていくことが賢明かと思います。


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コメント (1)
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