〈天中殺結婚〉をしてしまった弘中綾香アナについての心配と対処法！

オリコンの「好きな女性アナウンサーランキング」で3連覇中のテレビ朝日の人気アナ弘中綾香さんが、
英語コーチングサービスを展開する（株）プログリット社長の岡田祥吾さんとの結婚を発表しました。

実は、このカップル、おふたりとも同じ寅卯天中殺同士の“天中殺結婚”になるのです。

ご存じのように算命学では「天中殺での結婚は避ける」という鉄則があります。
カップルのどちらか、
あるいは両方ともが天中殺の時に結婚をすることを“天中殺結婚”といいますが、
もし“天中殺結婚”をしてしまうと、
どんなに仲の良いカップルでもその後の夫婦関係が不安定なものになり、
最終的に離婚しやすくなるのです。
それだけに“天中殺結婚”は極力避けなければいけないのです。

このように男女がともに同じ天中殺で“天中殺結婚”をしたカップルというと、
午未天中殺同士の杏さんと東出昌大さん、
寅卯天中殺同士の矢口真里さんと中村昌也さんなどのカップルが挙げられますが、
いずれも最終的には“元夫婦”になってしまっています。

そこで、今回は弘中綾香さんと岡田祥吾さんの“天中殺結婚”についての分析とともに、
もし“天中殺結婚”をしてしまった場合どうすればよいのかの対処法について綴ってみたいと思います。

以下が、弘中さんと岡田さんの宿命の命式です。


弘中綾香（1991年2月12日生まれ／31歳）
◇　癸　庚　辛　　　　　　龍高星　天庫星
寅　丑　寅　未　　貫索星　司禄星　禄存星
卯　―――――　　天南星　玉堂星　天恍星
天　癸　丙　丁
中　　　
殺　

岡田祥吾（1991年2月6日生まれ／31歳）
◇　丁　庚　辛　　　　　　禄存星　天南星
寅　未　寅　未　　貫索星　調舒星　貫索星
卯　―――――　　天南星　司禄星　天極星
天　丁　戊　丁
中　　　
殺

弘中さんと岡田さんはともに1991年2月生まれで誕生日は6日違い。
それぞれの天中殺は生まれた日の干支で決まりますが、
同じ天中殺となる干支は10日ほど続くので、
おふたりのように同じ年の同じ月に生まれ誕生日が6日違いということは
かなりの確率で同じ天中殺になってしまうわけです。
そして、その結果、おふたりの結婚は“天中殺結婚”になってしまったわけです。

でも、その一方で、このカップルの相性はどうなのかというと…

《相性が良い点》
・同じ寅卯天中殺同士（ともに勢いがあり、似たもの同士の気の合うカップル）
・どちらも宿命に生月中殺を持っている。　
・生年月日が近いということで生月干支、生年干支が同じでありふたりの結びつきは強い。
・陽占の家庭の場所を意味する西方の星がともに貫索星同士で結婚観が同じである。
・陽占の十大主星が3種類（貫索星・司禄星・禄存星）共通しているので性格が似ていて
　一緒にいても違和感を感じない。
・陽占の中央の星が司禄星（陰の土性）の弘中さんと調舒星（陰の火性）の岡田さんは
　火生土の相生関係でともに惹かれ合う関係

…以上のように弘中さんと岡田さんはかなり相性の良いカップルといえます。

しかしながら、たとえどんなに相性の良いカップルであっても、
この結婚は“天中殺結婚”であることには変わりありませんし、
実はそれ以外にもいくつか懸念すべき点もあるのです。

《懸念される点》
・弘中さんは陽占の東方に禄存星、中年期の従星に天恍星を持ち、
　惚れっぽく惚れられやすいので恋愛トラブルが見舞われやすい。
・岡田さんは陽占の左右に貫索星を持ついわゆる“妻妾同宮”の型をしており、
　中年期の従星が天極星ということもあって二度婚になりやすい。
・岡田さんの陰占命式には六親法でいうところの妻の干（妻星）がないので結婚縁が薄い。

そして、もうひとつ…

実は、弘中さんと岡田さんの結婚は“天中殺結婚”の上にさらに大きな問題があります。
それは弘中さんの生日干支・癸丑と岡田さんの生日干支・丁未が〈天剋地冲〉の関係になっているということです。
天干が〈相剋〉で地支が〈対冲〉という〈天剋地冲〉の関係は、
互いの〈精神〉を剋し合い〈行動〉を止め合ってしまうという最悪の関係ともいえます。
つまり弘中さんと岡田さんは〈天剋地冲〉カップルが“天中殺結婚”をしてしまったという
二重の悪条件を有したケースになるわけです。

さて、〈天剋地冲〉カップルの“天中殺結婚”――これを聞いて思い出すのが
あの市川海老蔵さんと亡くなられた麻央さんご夫婦です。
海老蔵さんと麻央さんご夫婦については、
２００９年１１月２０日付のこのブログ（「取り急ぎ市川海老蔵・小林麻央カップルを見ると・・・」）で
おふたりの結婚に対する懸念を綴りましたが、
その結婚生活は文字通り苦労の連続で、私の懸念が次々現実のもになりました。
つまり、弘中さんと岡田さんご夫婦も、
あの海老蔵さんと麻央さん夫婦と同じような条件が重なっているだけに、
おふたりの今後の結婚生活がどうなっていくのか、
他人事ながら非常に心配であるといえます。

もちろんこうした条件で結婚したカップルのすべてが不幸な結果になるわけではありません。
一生仲良く平穏無事に添い遂げたカップルもいます。
ただ私はあくまでも“天中殺結婚”をすると離婚するケースが多いという確率をいっているだけです。

その一方で、弘中さん、岡田さんご夫婦のように天中殺で結婚をしてしまった場合は
どうしたら天中殺の災いから逃れることができるのか？　その対処法を考えてみましょう。

そもそもこの世界〈自然界〉は〈時間〉と〈空間〉の融合によって成り立っているわけですが、
天中殺とは〈不自然融合時間帯〉といって、〈時間〉のみがあって〈空間〉の存在しない時間帯のこと、
つまり〈時間〉と〈空間〉の組み合わせが不自然、不完全な状態の時間帯をいい、
“天中殺結婚”というのはその不完全な時間帯に結婚をするということを意味しています。

ということは、この考えを逆手にとって考えてみると、
たとえ天中殺で結婚をしても結婚生活が完全にならず
不完全なままならば天中殺の影響は出ないともいえます。

では、不完全な結婚の状態とはどういう結婚の状態をいうのかといえば、
結婚しているのになんらかの事情で別居をしているとか、
ご主人が単身赴任で長い間離れて暮らしているとか、
夫婦の間の子どもが出来ないといった状態のことをいいます。
すなわち一組の夫婦を考えた場合、
通常夫婦は同じ家で寝起きして暮らしているのが自然な形ですし、
ふたりが仲良くしていれば子どもが出来るというのはごく自然ななりゆきですから、
これをもって完全な状態といえるわけです。

ところが、“天中殺結婚をしてもこうした通常の状態でない夫婦の関係でいるとしたら、
“天中殺結婚”はそのままのコンクリートされて天中殺現象が稼働しないということになるわけです。

ちなみに私の実感や体験からすると、
もともと夫婦の年齢が離れている“年の差婚”や国際結婚などの場合も“天中殺結婚”の影響は出にくいようですが、
とくに夫婦の間に男の子が生まれない限りは意外に何事も起きずにすんでいるケースを多く見受けます。

いささか“男尊女卑”的な考え方かもしれませんが、
男の子が出来ない限りはというのは逆にいうと、
一組の夫婦に家系の継承者たる男の子が生まれると
その家が次の代に続いていくという意味で“完全”になってしまうからです。

ですから“天中殺結婚”をしても男の子が生まれず女の子しか生まれない場合は
（一般的には２人までは大丈夫といわれている）天中殺の影響はでないといいます。

ところが、男の子が生まれると、そこから夫婦の間に溝ができてしまうのです。
その一つの例が杏と東出昌大夫婦で、
“天中殺結婚”をし最初は女の子の双子が生まれたために何も起きなかったものの、
3人目に男の子が生まれた直後から東出さんの浮気が始まり、夫婦間に溝が生じたということです。

基本的には、“天中殺結婚”をしてしまった場合は、
自然の流れに逆らわずに生きるようにする、
また、男の子が生まれた場合はその子に自立心が芽生え
早く親離れをしていくようにたくましく育てることが大事であるといえます。

今後、弘中さん、岡田さんご夫婦のおめでたのニュースに注目してみたいと思います。どうぞお幸せに。


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