昨日の経済環境常任委員会では、
中小企業・店舗を支援する目的で、キャッシュレス決済に対するポイント30パーセント還元事業を10月、11月に
実施するための補正予算1億8,924万円ほかについて質疑されました。
そのうち、ポイント還元費用1億8,000万円。
前回の事業との相違点
1回に使用できる上限金額2,000円→3,000円
一人当たりの上限金額5,000円→10,000円
4社→1社PayPay
スクラッチカードは無し
(前回au、D払い、楽天によるキャッシュレス払いの利用が10パーセントにとどまり
PayPayによる決済が90パーセントだったこと、
前回のポイント還元が1,300万円に対して事務経費と手数料が1,600万円となったこと)
また、みどりの食材システムの財源で、有機農業に新しく転換する事業者に対し、
10aあたり20,000円を3名の事業者、面積190aに対して補助金38万円を補正予算とするものです。
有機農業の事業者が現在69名、今回の予算で5名の事業者が補助金対象になるため、有機農業事業者は74名になります。
この補助金は新規就農者に対して1人30万円を上限に、初期投資の2分の1を補助する補助金とダブルで申請することができるもの
について審議され賛成多数で決しました。
水稲の食害となっているジャンボタニシの防除予算について質疑がありましたが、
ジャンボタニシは、水田や水路で越冬し、田植え(移植)直後の軟らかい水稲苗を食害。
元々、1981年に食用の目的で台湾から持ち込まれ、全国で500ヶ所もの養殖場ができましたが日本人の好みに合わず
養殖業者の廃業等によって放置され、水路や水田で野生化したものです。
つまり人災。
様々な害が自分たちで引き起こしていることに大反省!何かを始めるときは継続できるか、次世代が困らないか
よく考えてからスタートしないとだめですね。
こんなふうになった田んぼを見たことがありませんか。
ジャンボタニシの食害田んぼ
見出し写真は
市役所食堂でランチ。
韃靼薬味そばに野菜を添えました。
暑い日は冷たいお蕎麦が一番!