11月第一例会を欠席したため、今日は佐倉ライオンズクラブ例会にメイクアップ出席しました。
L伊藤昌弘会長のあいさつの中で、7日に千葉県議会健康福祉常任委員会委員として視察した国立循環器病研究センターの
取り組みについてお話し下さいました。
日本では成人の3人に1人、高齢者の3人に2人が高血圧と診断されていますが、高血圧は脳卒中や心臓病につながりやすく、
高血圧の予防と治療は、今や国民的な課題となっています。
高血圧の予防には、「減塩」「体重管理」が有効で、このセンター病院では臨床栄養部が中心となって、8年前から、
塩分が1食2グラム程度、1日合計6グラム未満になる減塩食を入院患者さんに提供しているそうですが、国立循環器病研究センター
の減塩食は京都の割烹などで修行した調理師長が、栄養士と協力して京料理の手法を取り入れた独自メニューを開発し、
素材の旨みを引き出し、塩気が少なくてもしっかり味があっておいしいと評判だそうです。
まさに、日本食が世界無形遺産に認定される中で、朝ドラで昆布だしの極意を話題にしています-このだしこそ命ですね。
食塩の摂取量を減らし、血圧が2mmHg下がれば、国内での循環器病による死亡を2万人減らすことができる!!!
といわれています。
日本人の血圧を下げるために減塩プロジェクトをまずは我が家から!
一緒に取り組みませんか?
国立循環器病研究センターでは、「入院中の食事を家庭でも食べたい」という退院された患者さんや、
予防のためにも塩分を控えた食生活に関心があるといった方まで、おいしい減塩食をより多くの方に日常的に
食べていただけるように、民間企業と連携、レシピを電子化し、企業・自治体食堂、介護保険施設、一般家庭に配信する
事業にも取り組んでいるそうです。
国立循環器病研究センターHP http://www.ncvc.go.jp/cvdinfo/treatment/low-salt.html
「国循の美味しい!かるしおレシピ」(セブン&アイ出版)が、今年4月には累計25万部を突破!
塩を軽く使ってうまみを引き出す、減塩の新しい考え方(1食塩分2g未満、500kcal台のバランス献立)が一躍脚光を浴びていますので
本屋さんでゲットしてみてください。