自主防犯団体NPO法人クライネスサービスのニュースレターに稲垣会長が書かれた「新手の詐欺」についての記事を
紹介いたします。これは、佐倉警察署管内の詐欺事案で、500万円を口座からひきだされてしまいましたので、
是非お読み頂き、ご注意下さい!
1.年金機構と名乗る者から『還付金がありますので、振り込み先の銀行名、口座番号をお聞かせくだ さい』
と電話が入り、銀行名、口座番号を聞き出す。
2.警察を名乗る者から1~2 日後『年金機構から電話ありませんでしたか?』と電話
→「電話があったので、銀行名・口座番号を伝 えた」
→『それは振り込め詐欺です。すぐに警察官をお宅に行かせます』
3.まもなく警察官を名乗 る者が訪問し、警察手帳らしきものを示し、
『あなたの口座番号は振り込め詐欺に使われる恐れがあり、 凍結する必要があります』
と言いながら封筒を取り出し、『ついてはこのメモ用紙に暗証番号を記入し キャッシュカードと一緒に
封緘、封印することにします。
印鑑は実印でお願いしますね』と。
4.実印は玄関先にはないので、奥の部屋まで取りに行っている間に予め用意した同じような封筒と取り 換える。
実印を持って戻った被害者に捺印させて手渡し『凍結が解除されたら連絡しますので、それ までは口座を利用しないで、
封筒は厳重に保管願います』と念を押す。
5.口座から500万円 が引き出された。数日後に被害者は封筒を開けて初めて詐欺に気づいた。
実に手の込んだ巧妙な詐欺の手口です。不審に思ったら、家族に、近所に、友人に、警察に相談です。
振り込め詐欺の被害に遭いそうになった知人の話によると、他人の詐欺の話を聞いているときは
詐欺だとすぐにわかるものの、自分だと冷静さを失ってしまうそうです。幸い、この知人は未遂で終わりましたが
くれぐれも気を付けてください。
今日は佐倉市戦没者追悼式にご遺族、市民とともに参列し、過去の大戦により戦死した方々に哀悼の意を表しました。
この追悼式は、平成8年まで12月に体育館で行われていましたが、平成9年から会場を市民音楽ホールに移し、
11月に開催されるようになったものです。
式の最後に佐倉小学校の児童による美し歌声の合唱を聴きながら、
この子どもたちのために不戦と平和を改めて心に誓いました。