昨年度「選ばれるまちとなるため」をテーマに開催された、佐倉商工会議所、佐倉市観光協会の方々と市議会議員
による意見交換会のなかで、こんなエピソードが出ました。
佐倉の観光を終えて駅前の観光協会に立ち寄った方が、「佐倉は、歴史もあるし自然もあって、見どころ沢山で満足
しました。その上、他の観光地では歩いているだけで何軒も店を立ち寄ってたくさんお金を使ってしまうけれども
佐倉は、お金を使わないから本当に良かった!」
ほめられているのか?ほめられていないのか?複雑な思いをしたものです、と・・・
夕方、スーパーに立ち寄ると入口でキャベツを使った肉みそキャベツの料理を紹介しながら、キャベツと調味料を
売っていました。キャベツは98円。当然、私は買ってしまう。
中にはいってからも安くなっている物をついつい買ってしまう。
観光の時と夕飯のお買い物と同じではないとはいえ、この「ついつい」「知らぬ間に」は積もり積もって
大きな消費に結びつくとなると、佐倉でお金を使って頂く「ついつい」の仕組みは何でしょう?と、
改めて、ついついの買い物が沢山入った袋を下げながら、深く考えてしまった。
チューリップまつりを終え、草ぶえの丘バラ園が最盛期です。城址公園の菖蒲まつりも間近かです。
市内外の方が、佐倉を観光して楽しんで頂きたい。と、同時にひと・もの・お金が伴う観光=産業振興にしなければ、
いけないですね。携わっている方々が疲弊してしまう前に!
意見交換会報告書 http://sakurashigikai.gijiroku.com/g07_Nittei_ComView.asp?SrchID=868