前日の大雨で空気が澄んだ晴天の中、富田さとにわ公園では収穫体験について、
県立青葉の森公園では愛犬との暮らし方教室の先生とドックランにつぃて視察しました。
青葉の森公園は指定管理者が、バーベキュー場や飼い主のマナー啓発のためにドックラン場を運営しています。
公園内の樹木の剪定、刈り込み、除草、清掃、花壇づくりなどの作業をする
ボランティア活動も盛んで、平成14年度から県民参加による公園づくりに取り組んでいる点については、
佐倉市でも学ぶ点が多くありました。(樹木の選定はことぶき大学の学習の場になっていて人気のボランティア活動です)
青葉の森公園ドックラン場の登録は795頭、北総花の丘公園と同じくはガイダンスを受講した上で、蓄犬登録、
1 年以内に狂犬病予防接種及び 3 種以上の 混合ワクチンを接種済みであることが条件で、登録料は650円、更新料は500円。
近隣住民の合意を得ながら、公園内に設置する場所を選定するのも一苦労と伺いました。
そういえば、今では大小問わず公園での子どもの声にクレームがついたり、ラジオ体操するにもボリュームを小さくしたりと
何をするにも難しい時代になってしまいましたが、そもそも公園自体での犬の散歩が禁止されていた過去の歴史を
振り返ると、飼い主のマナー啓発によって、ノーリード(放し飼い)や糞尿の後始末をきちんとするように
なったようです。
犬の糞を公園のトイレで流すと人間の糞より粘り気があるので詰まってしまいます。フンは持ち帰るのが原則です。
ドックランでの遊び方にもマナーがあって、中に入ってすぐにリードを放してはいけない事を初めて知りました。
先ずはリードをつけたままドックランの中を1周し安全を確認させ、オスワリをして落ち着かせてから
リードを離すのがポイント。
今日視察したドックランでは、「ドッグラン登録証明書」を首から下げ、他の利用者から見えるようにしてから
入口のアプローチゾーンにおいて利用者ノートに登録番号と時間を記入して中に入ります。
「フリーゾーン」と「小型犬ゾーン」に分かれていますが、フリーゾーンに大型犬がいるときに小型犬を遊ばせて
事故が起きそうになるので、小型犬は出来るだけ小型犬ゾーンで遊ばせるのが安全です。
ドッグラン利用規則 にも以下のように記されています。
場内での事故・紛争・病気感染・怪我など、トラブルが発生した場合
は当事者間で話し合い、解決してください。公園指定管理者は一切責任
を負いません。皆様十分ご注意いただくようお願いいたします。
上記の3行はドックラン内だけでなく、犬を散歩する時の注意点と共通です。
入口の利用者を記載する台の下には糞が残置されたままでしたから、ドックランがあってもなくても、
一番問われるのは飼い主のマナー啓発というところにいきつくのではないでしょうか。
公園内の飼い主のいないネコについても様々なお話を伺うことが出来ました。
青葉の森公園では夏場を除き、月に1回愛犬との暮らし方教室が開かれていますので、
噛みグセ、吠えグセ、しつけの悩みなどを相談しながら、基本的なマナーやしつけを学んでみてはいかがでしょうか。
http://www.cue-net.or.jp/kouen/aoba/dogrun/kyousitu.html
咬傷事案、迷子犬、飼い主のいないネコ、ドックラン、地域ネコ活動、ペットの糞尿クレーム
T.N.R(trap, neuter, return)、譲渡会他について市民から相談を頂いていますので
今後も取り組んでまいります。
夜は、5月21日開催のチャリティーコンサートの打ち合わせをしました。
富田さとにわ公園