少年カメラ・クラブ

子供心を失わない大人であり続けたいと思います。

ラジアルの向き

2010-08-31 22:32:44 | アマチュア無線
さらに資料を読んでみると、バーチカルアンテナのまわりに設置するラジアルの一部が欠落すると、そっちの方向に電波が飛びにくくなるらしい。まあ、直感的にもうなずける話だけど。

ロングワイヤーにおいても多分同じことが言えるんだろうと思う。つまりロングワイヤーアンテナエレメントの張ってある方向と、反対の方向にラジアルを張るのはあまり良くないのではないだろうか。いろいろ実験してみたいなあ。おもしろい。

ラジアルについて

2010-08-30 22:04:56 | アマチュア無線
QSTの記事を書いたN6LFのサイトをのぞいてみるといろいろとラジアルについての考察があった。

ラジアルに流れる電流は、バーチカルアンテナからあまり距離がない部分に集中する。だから、その部分のロスが大きくなるとアンテナの効率が低くなる。だから、短いラジアルをたくさん基部のそばに這わせるのが効果的になる。
ただ、ある程度以上(16本)になると、アンテナのそばのロスを小さくする効果はさほど変化しなくなるので、逆にすこし遠い場所のロスを減らすことが効いてくる。

このサイトによると0.25波長のバーチカルの場合、16本以下だったらラジアルの長さは5m程度が最適という。

アンテナのラジアルについて

2010-08-29 22:12:18 | アマチュア無線
今月号のCQ誌の附録に掲載されている米国QST誌の翻訳記事が面白い。細かいところは端折ってあるので、理論はよくわからないが、その結論だけでも十分面白い。要約すると

・ラジアルの長さは0.25波長よりも短くて良い。7MHzでは6m程度で十分。

・数少ない長いラジアルより短いラジアルをたくさんつけた方がベター

・地面に置いたラジアルより0.5フィートでも空中に浮かべた方が性能が良い。

ということだ。ちょっと意外な感じの結果だけど、データがきちんと取ってあるので説得力もある。

QSL

2010-08-29 20:46:43 | アマチュア無線
QSLカードが送られてきた。今回は宅急便。結構枚数があったあせいだろう。多くのQSLはALL JAコンテストのときのもの。それに引き換え今月のQSOはほんの10局ほど。秋になってもう少し涼しくなったら移動運用とかもしたいなあ。今、キャパシティハット付きのバーチカルアンテナを作っている。これで遠くとQSOできるといいんだけどね。

ハッセルにフラッシュ

2010-08-26 20:21:44 | 写真
ハッセルにフラッシュをつけようとアジャスタブルフラッシュシューというのを買ってきた。大阪の写真屋さんのサイトにあった6500円のものを送ってもらった。送料込みで7000円。ものもきれいで満足。早速手持ちのフラッシュをつけてみたのが写真。なかなかバランスも良く、ちょっとしたスナップに使えそうだ。フラッシュの角度もクリックストップ式に変えられるので、天井を使ったバウンス撮影もできそう。

セレンディピティについて

2010-08-23 08:00:02 | その他
医学に限った話ではないが、その分野における重要な発明というのは、もともと考えていた研究のゴールとしてなされたものではなく、まったく関係のない実験の中から偶然見つかったものが非常に多い。抗生物質が偶然発見されたことは有名だが、それ以外にもたくさん(ほとんど?)の薬や治療法が偶然に見つかっているのだという。こういう偶然の発見のことをセレンディピティという。このコラムでも何回か取り上げたことがあると思う。
ここでいう偶然の発見というのは、道を歩いていて空から降ってきた石に当たるような話ではない。偶然の発見という「神からの授かりもの」を受け取ることが出来るのは、その準備が出来たものだけだというのである。そういう特別な偶然の発見をセレンディピティというのだ。でも偶然の発見が出来る準備とは一体何だろう。それが分かれば、だれでも大発見が出来るはずだ。上手くいかなかった実験結果をすぐに捨てずに失敗実験の結果もキチンと分析してみるとか、いろんなことに視野を広げて考える癖をつけるとか、いろいろとありそうな気はするが、どうもこれだという方法論はないようにも思える。なにぶん、偶然の発見をする方法なのだから、そう簡単にはいかない。
ちょっと話題を変えるが、偶然の発見があるとすると、偶然でない発見もあるだろう。偶然でない発見というのは、こういう結果になるはずだと予想を立てて、それを証明するための実験をするような場合を指す。大学や会社の研究開発は、普通そういう風な方法論で実験をする。いつも行き当たりばったりで実験をやっていたのではいつになっても前に進まないから仕方がない。でも、そういう方法論で得られた結果というのは偶然でない発明であるから、だから、たぶん大した発明ではない。うーむ、難しい。
でも、ここで良く考えると偶然の発見を見つける方法がちょっと見えてくるような気もする。つまり世の中には偶然の発見と、偶然じゃない発見しかないとすると、偶然じゃないことをみんなしらみつぶしにやってしまえば、残っているのは偶然の発見しかないということにはならないだろうか。偶然じゃない部分がたくさん残っている間は、両者はごちゃごちゃに混じっているから偶然の発見を見抜くことが出来ない。偶然ではなく起こることが全て視野に入った時、初めて偶然の結果が偶然でなくなるのである。ちょっと同じような言葉がいっぱい書いてあるから良く分からないかもしれないが、とにかく目の前にある普通の仕事をしっかりきちんとやることが、偶然の発見を手に入れるための王道ということになる。
そんなことわかっても大した役には立たないと思うかもしれない。でも、あながちそうとも限らないと思う。だって、普通の仕事を一生懸命にやればいいとすれば、我々は誰でも偶然の発見を手にする可能性があるということなのだから。誰でもセレンディピティ的な発見をすることができる可能性を持っているのだ。




KNIGHT 2009

2010-08-22 17:27:32 | アマチュア無線
昨日買ってきたCWチューニングインジケータを組み立てた。難しいところはなくあっつサリと完成。動作も問題なし。ただ、チューニングがはずれた時の表示が、必ずしも理想通りにはならず結構パラパラするところがある。まあ、こんなものでしょう。箱を買ってきて組み込んできれいに仕上げたい。