少年カメラ・クラブ

子供心を失わない大人であり続けたいと思います。

PCクラッシュ

2014-04-29 19:48:49 | その他
久しぶりに無線をやろうと28MHzのアンテナもあげてオールJAコンテストに参戦した。結局80局ほどの交信に成功、5Wにしてはよく頑張ったと思う。
一夜あけてログの整理をしようとPCを立ち上げようっと思ったら、これがどうしてもたちあがらない。最後はあきらめてシステムの再インストールをやっているが、これもなんかだめそうな予感。後ろで砂時計がでたまま数時間。うーん。
これまでのログやコンテストの結果もみんなぶっ飛んでしまった感じ。XPではないけどVISTAで、あまり調子も良くなかった。早く新しいマシンに変えとけば良かった。がっくり。

TC-1その後

2014-04-29 18:11:00 | 写真
小さくてなかなか使いやすいTC-1。スナップを楽しんでいる。やはり、速写ケースがほしいかなと思い、ネットで注文。受注生産とのことで、1,2週間かかるとのこと。中国から送ってくるとのことで、送料入れて9500円なり。
後、良い天気の日に感度400のフィルムを使うとf16に絞っても、シャッタースピードが遅くてシャッターが切れなくなる。こういうときは逆にf3.5にすると、高速シャッターで何とか切れるようにはなるが、やや面倒。良い天気の時はISO200までにしておいた方がよさそうだ。

今日の太陽:Today's Sun (Hα)

2014-04-27 17:15:42 | 太陽観測
今日のスケッチはフィルタの帯域を狭めるダブルスタックフィルターをやめて標準のPSTで描いた。活動領域の濃淡はフィルタをつけた時の方がよく見えるものの、細かいダークフィラメントなどの構造は、フィルターなしの時の方がよく見える。最後にダブルスタックフィルターを取りつけて、見えていなかった薄い活動領域を色鉛筆で追加した。こちらの方が繊細な感じのスケッチになると思うな。2045群のまわりの波を打ったような構造などはフィルターをつけていたら分からなかったと思う。

神と仏

2014-04-20 19:27:23 | その他
いろいろな機器の開発をやっていると、海外の方と話をすることも多い。もちろん営業関係のこともあれば、技術関係のこともある。海外に出かけて行った時は、基本的に先方がいろいろやってくれるからまあ気にすることはないけれど、日本にお客様が来た時には、やはり夕食ぐらいはもてなすことになるだろう。その時にどういう話をするか、結構悩ましい問題である。あまり下品な事を話す訳にもいかないし、だからと言ってあまり立ち入ったことを聞いても気まずい事にもなりかねない。ということで、今回はそういう外国人との会話にもってこいのお話を紹介しようと思う。

ビジネスが終わってから半日くらい時間が出来ると、外国人が行くところと言えばまあ浅草あたりかもしれないし、明治神宮に行く事もあるかもしれない。怪しげな浴衣でも買って喜んでくれればそれでいいんだけど、もし、外国人から、

Do you know the difference between shrines and temples?
(お寺と神社ってどこが違うの?)

と聞かれたら、あなたは答えられるだろうか。神社は神道でお寺は仏教の寺院というのが、まあ簡単な答えだろうけど、それは言葉を置き換えただけで納得した気にはちっともならない。もうちょっと気の利いた話が出来れば、ビジネスも上手く進むかもしれないではないか。

もちろん私は良く分からないが、参考文献にによれば、

1.体と魂を分離して考えるのが、日本古来のカミの考え方であり、

2.体と魂が一体になっているのがホトケの考え方だという。

人が死んで体は朽ちてしまうが、そこから遊離した魂が次第に神様になっていく。だから神様は見えない。神社の御神体というのは、鏡だったり木の枝だったりするのだが、それは御神体そのものが重要なのではなく、そこへ神様が降臨してくるということなのだという。神社のキーワードは「見えない」ということなのだ。

これに対してお寺に行くと対照的に必ず仏像がある。つまり仏教では人が死ななくても修行を積めば悟りを開く事も出来る(お釈迦様だって生きている内に悟りを開いた。)から、そういう人たちの像を祭るのである。カミに対してホトケは見えるのである。これは分かりやすい。

山折氏の著書は1983年の出版で古典と言っても良いくらいのものだが、ここで述べた視点以外にもいくつものカミとホトケの違いを見事に分析していて、なかなか読みごたえがある。お勧めの一冊だ。ちょっと知ったかぶりして、外国人との商談でこんな話をしたらビジネス成立間違いなしだと思うのだがどうだろうか。お試しあれ。

参考文献 山折哲雄 神と仏 講談社現代新書