デルタループアンテナを購入して以来、多摩川に移動して50MHzの運用をしている。山などから電波を出している人もいて、なかなか楽しい。しかし、乾電池での運用では2.5Wしか出せないし、電池の持ちも悪くて、いつ電源が切れるか心配しながらの交信になってしまう。ということで、12Vのバッテリーの導入を検討した。ネットで調べると、秋月の充電キットで鉛蓄電池を充電するのがセオリーのようなので、当局もそれで行くことに。1000円のキットをケースに入れた様子がこれ。
直流電源はラジオデパートで見つけた24V0.5AのACアダプターを使用したので、ケースの中にはトランスやダイオードは入っていない。解放電圧を13.7Vに調整してから放電したバッテリーを接続、充電電流を200mAに設定した。バッテリーの容量が2.6Ahなので、その10%程度。電流値をモニタするために、セメント抵抗に平行にラジケータ(150μAフルスケール)を入れて、200mAでフルスケールになるように半固定抵抗を調整した。メータはもともと無線の受信強度を表示するためのものの用でSと印字されている。
充電を始めるとラジケータがいっぱいに振れる。(そういう風に調整したので当たり前。)電流が200mAと控えめにしてあるので、トランジスタもそれほど熱くならず余裕の様子。何時間か経つと次第にメータの振れが小さくなっていって、ほぼ充電完了。
2.6Ahでどのくらいの運用ができるかが次の問題だけど、結構いけるんじゃないかと思っている。
ちなみに説明書によると12Vのバッテリの残容量は解放電圧で概略わかるという。100%-12.6V
75% -12.4V
50% -12.2V
25% -12.0V
こんなに微妙な電圧変化で容量が大きく変わるとは知らなった。勉強になります。
ドリルでケースに穴をあけ、ヤスリで形を整える。キットなので大したことはないが、はんだ付けをしながら、テスターで調整をする。やあ、楽しいですな。
PS: FT-817NDの電源コネクタに千石電商ので売っていた
極性統一DCプラグ#2(L型)