今度はカウンターポイズを2.56mに固定して、エレメントを50cm伸ばしてみた。今度はチューナーの同調点が大きくずれて、18.09MHzに再度調整した上でSWRを測定した。特性は、それほど変化しなかった。さらに50㎝エレメントを伸ばしてもチューニングは取れた。当たり前といえば当たり前だが、エレメント長はチューニングに大きく影響する。
18MHz用のEFHWのカウンターポイズに関するデータをとってみた。
まずエレメントの長さは0.5波長の0.95をかけた7.85m。これにカウンターポイズをつけないとき、2.56mおよび4.5mのカウンターポイズをつけたときのSWR特性をプロットした。カウンターポイズを付けることによってチューナーの同調点が大きくずれるのではないかと思ったが、ほぼその影響はゼロで、チューナーはそのままで計測を行った。多少の変動はあったものの、SWRに関してはカウンターポイズの長さはほとんど影響しないことがわかった。チューナーのカウンターポイズ端子は、同軸の網線に繋がっている。