少年カメラ・クラブ

子供心を失わない大人であり続けたいと思います。

春の日差し

2009-03-31 22:30:48 | 哲学
昼休みに春の日差しを浴びようと蒲田の街を歩いてみた。ちょっと空気は寒いけど、背中に当たる太陽の光が心地よい。路地を歩いていると、目の前には交通標識や道路が見える。ちらほら人も歩いている。おっと郵便局の車も走ってきた。そうしたありきたりの景色の中に私はいた。それら私の見える世界のすべては複雑に絡み合って存在している。木は根っこによって地面に立っている。車だってアスファルトに力を預けて前に進んでいる。その車の持っている慣性は、次の瞬間に車がどっちへ行くかを決めている。すべての事柄は、そうした必然によって結びついた因果のネットワークの中にある。がんじがらめのネットワークの中心に自分がいる。見えない無限の糸が春の光の中にちらっと見えたような気がした。今という瞬間を変えることは不可能なようにも思える。そして、そうした周りの巨大な力の中にギアとしての自分がいる。次に何をしようと考えるかも含めて、それは自由意志などではない。世界との相互作用の中で必然的に決まることに過ぎない。それは悲しいことなのか?そうではないか?
うーん、それはよくわからないけど、次に何が起こるかを予想して、起こったことをかみしめ見る。それは楽しいことに違いない。自分の人生を観察する喜び。それが、どんな結末であっても。写真を撮ってみて、どんな写真が撮れたかを楽しみを持って見てみること。ふーん、こういうことでしたか。今日も発見があるんだね。

大判修行

2009-03-29 21:19:15 | 写真
昨日大判カメラを持ち出して2枚だけ撮影した。晴れの日差しの中でコントラストのはっきりした対象を選んで撮影。まだ、あおりの仕方はいま一つの見込めていないが、少し離れた景色なのでそれほどあおりは必要もないが。

持ち帰って今日現像した。22℃で15分。ロールフィルムと比べるとだいぶ長い減ぞう時間だが、ネガを見る限りこのくらいでいい感じだ。

TokyoPhotoNetでも聞いたんだけど、そろそろレンタルラボに行ってプリントがしてみたくなってきた。あと何枚か納得の行くネガができたら行ってみようと思う。