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少年カメラ・クラブ

子供心を失わない大人であり続けたいと思います。

CQ World-Wide WPX終了

2011-05-29 21:27:01 | アマチュア無線
コンテスト終了。結局交信総数は29局。今までの国際コンテストでは一番多く交信たんじゃないかと思う。ギリギリ交信できたアルゼンチン以外は、アメリカ(なぜかCAとTXばっかし)やカナダ、あとはオーストラリアや韓国あたり。まあ、5Wと低いダイポールという装備ではよく頑張った方だと思う。前にも書いたけど21MHzのアンテナとどうにかすればもっといけたとは思う。以前より高い周波数で聞こえる局数が増えている気がする。やはりソーラーコンデションが上がってきたんだろうね。あまり出たことないけど14MHzも何かアンテナ欲しいな。

30局まであと一歩だったんだけど、最後に全くとってもらえなくなった。はっきりとは分からないけど強風でアンテナのポールがおかしな方向をむいてしまったのが原因ではないかと思う。もちろんパワーも重要だけど、アンテナのちょっとしたコンデションの違いで電波の飛びは大きく変わると思う。


CQ World-Wide WPXコンテスト参戦中

2011-05-29 13:11:34 | アマチュア無線
雨でそとにも出れず、無線のコンテストに参戦中。アンテナは設置ロケーションで調整した7MHzダイポール。でも昼間はDXがさっぱり聞こえないので21MHzでも出てみる。普通のフルサイズダイポールなら7MHz用ならは21MHzでも大丈夫だけど、このアンテナは調整用のCが入れてあり21MHzでは完全にはマッチしない。FT-817のSWR計では3つくらいインジケータが振れている。そんなアンテナでも強力に入感している局なら取ってもらえる。現在まで約20局ほど交信した。

QRPでも7MHzだとそこそこ取ってもらえるが、21MHzではかなり苦しい。もうちょっとまともなアンテナを作りたいところ。でも、ダイポールではちょっとおもしろくないなあ。ちょっと調べてループアンテナなんてどうだろうかと思っている。インピーダンスがちょっと高めなので、その辺をどうするかが問題だね。

さて今晩もうちょっとコンテストがんばってみるつもり。ちなみこのコンテストは交換する数字が信号強度プラスシリアルナンバー方式。毎回数字が変わるのでちょっと緊張するなあ。

カスバ写真

2011-05-22 21:17:22 | 写真


2本フィルムを回しました。カスでもいいやと思ってシャッターを切ると、何だか楽に写真が撮れます。なかなかホントにカス場の写真を撮るのは難しいものです。ちょっとだけいい写真を撮ろうって気持ちが働いてしまうのです。

テンペスト

2011-05-20 22:23:25 | その他
なんとなく平積みされていた文庫本を読んだ。全4巻。
少し物語の展開や描写にち密さに欠けるところがあったけど、内容はすごく面白く一気に4巻を読んでしまった。

幕末のころの琉球の物語。琉球最後の王朝に仕える高級官僚のまさに嵐(tempest)のような人生の物語だ。物語にはいつも二つの相反するカテゴリーが描かれる。男と女、表と裏、役人と平民、王族と売春婦、心と行動、金持ちと貧乏、全ては互いに相反している。しかし、その境目は実はそれほどはっきりしているわけではないところがこの物語の底流に流れるテーマだ。そして人々は、その境目で苦しみながらも生きて行く。琉球王国そのものだって同じだ。清国と薩摩藩の間で、ゆらゆら揺れることによってのみ自らのアイデンティティを保つことができるのである。

ゆらゆら揺れて生きること、それは小説の中の事だけはない。もちろん男が女になったり、逆に女が男になったりはしないけれど、人生というのはまさにゆらゆら揺れる、落ち着きのない活動なんだろうと思う。そんな落ち着きのない生活をいかにカッコつけて見せるかが勝負なんだろうと思う。琉球の人々が武器を持たずに原色の美しい服を身につけて華麗な踊りを踊ったように。

もう一回沖縄に行きたくなったなあ。

CW修行

2011-05-14 17:58:34 | アマチュア無線
連休以来7003kHz辺りでCQを連呼している。QRPを付けてCQ出すと、そこそこにコールバックがある。こちらが主導でQSOが進むので、こちらからQTHや名前を送信、一応QRPを標榜しているので、RIGやANTの説明も入れたりする。ラバースタンプQSOに毛が生えたくらいだけど、599BKに比べると情報量は格段に多い。今日は6,7局につきあってもらった。このくらいが今は楽しい。スピードは控えめに18WPM。このくらいならなんとかなるなあ。

そう言えばCWでの交信って、一応英語なんだけど、普通の英文を打つわけではない。何せ情報伝達速度の遅い通信手段なので、何でもかんでも省略する。その省略の仕方に結構独特な方法がある気がする。まだ良く分かってないけどね。

たとえば

あなたの名前をコピーし損ねました。

が、英語だと、まあ

I MISSED YOUR NAME. PLEASE SEND IT AGAIN.

これを略語で送ると

I MISS UR NAME. PSE SND AGN.

となるが、まあ普通こうはならない。多分

SRI SRI UR NAME NAME?? (Sorry,your name ??)

ぐらいだろうか。この辺のCW英語の組み立てが格好良くできるようになるといいんだけど、まだまだだね。修行は続きます。

カスババ写真再考

2011-05-12 22:38:11 | 写真
カスのような写真のことをカスバ写真と呼び、その複数形がカスババ(カス場々)写真だ。なぜそんな写真をとる写真家がいるのかを改めて考えてみた。

毎日会社に行く時に見る風景や、休みの日にその辺を歩いている時に見る風景というのは、自分にとっては見飽きるほど見ている風景であり、まさにカスババ写真の対象と言ってもいいだろう。何とかカッコイイ写真を撮ろうとカメラを向けても電線が邪魔したり、余計な広告があったりして、どうにもアートにはならない。

だけど、一方で外国に行った時、現地の人々が普通の生活をする場所の景色というのは、何ともフォトジェニックに感じる。中国に行けば庶民が朝食を食べている、ごちゃごちゃした店だっていい。インドの街中を牛が歩いているところでもいい。何本フィルムがあっても足りないだろう。めちゃめちゃ楽しい。

でも、多分、そういうフォトジェニックな景色も現地の人にとってはあきるほど見た”カスババ“なんだろうと思う。きっと面白くもなんともないのだ。外国人は何でカメラなんか回しているんだろうと思うに違いない。

そう考えると、カスババというのはその景色の本来的な属性ではないようだ。見る人によって、ある景色はカスババにもなるしフォトジェニックな景色にもなりうるということだ。たとえ今カスババ写真だと思っても、その写真を30年後に見たら多分カスババ写真ではないかもしれない。写真の中に写っている車の車種や人の服装、その他のいろんなことが30年後の自分が見たらみんなフォトジェニックになっているかもしれない。少なくとも30年前の何気ない風景の写真を私たちは今イイナアと思ってみることがよくある。

自分の中のいろんな物事のイメージやステレオタイプと外の世界にずれがある時、人はそれをフォトジェニックと感じ、そこに意味を見出すに違いない。カスババ写真をカスババと感じるということは、その写真が今の自分の内面と齟齬を生じないからなんだろうなあと思う。そういう風に考えると、カスババ写真をとることというのは、自分の内面のものすごくそばから虫眼鏡を使って覗き込む作業なのかも知れない。

何を今カスババ写真と思うのか、そのことに注目しながら定点観測を続けて行くと、きっと何かが見えてくるんだと思う。カスババ写真、恐るべし。

KLASSE S

2011-05-07 23:46:11 | 写真
最近の写真はみんな富士のKLASSE Sで撮っている。あっさり目に現像してプリントするとディテールがとてもよく出た写真になる。意識して絞りをあけてF2.8で撮ればボケのきれいない写真も撮れる。(まあ、500分の1までしかないのでいつでも絞り開放ではシャッターが切れないけど)今買うと新品でも3万円台だけど、良いカメラだと思う。外で撮るとファインダーの中の数字が見えにくいけど、これもそちらに気をちゃんと向けておけば見えなくはない。今からフィルムを撮ろうと思ったらお勧めのカメラなんだけどなあ。