少年カメラ・クラブ

子供心を失わない大人であり続けたいと思います。

月のスケッチ:Today's Moon

2012-06-30 21:03:47 | 天体観測
湿りの海にある半分埋まってしまったようなクレーター群。結構広い部分をスケッチしたので、大分時間がかかった。スケッチには1時間と書いたけど、もうちょっとかかってます。天気が下り坂で、スケッチが終わるころには雲が広がってきた。

Film - Episode 2: Lightwalk

2012-06-24 22:59:55 | 写真
写真講座の第二回。これもよかった。

出てきたライティング

1. Open shadow - north facing wall
2. Barn door
3. Glow light
4. I love u longtime light
5. Shadow dancing
6. In your face
7. Angel singing
8. 70's Album cover

1から4は間接光の使い方。2は暗がりの出口で、外の間接光を使う。3はもう少し暗がりに下がって光を弱める感じ。4は室内で、窓の強い光を使ってトーンを生かす。

5,7,8は逆光。

6は直接光があるときに、光の方を向いて影を消す。

なるほどね。とりあえずの備忘録。

LENSWORK#100

2012-06-24 08:52:23 | 写真
定期購読している写真雑誌LENSWORKの100号が送られてきた。いつも楽しみにしているが、今回も雄大なランドスケープの写真に息をのんだ。この雑誌を見るようになって、良いトーンの写真というものがどういうものかだんだんわかるようになって来た気がする。自分の現像やプリントのテクニックは、たいして変わってないんだけど、どういうプリントがいいかということが分かることが大切なことと気がついた。モノクロ写真、おもしろいねえ。

工場

2012-06-20 22:26:46 | 写真

黒光りする鋼の色、薄暗い建物の中だったので最大に絞りを開いてもシャッタースピードは15分の一秒。三脚は使えなかったので、しっかりカメラを抱いてシャッターを切った。レンズが重いのが幸いしたのか、ぶれはほとんどなかった。


理解について

2012-06-18 22:20:40 | その他

読みたいなあと思う本を本屋で探している時、どんな基準で本を探すだろうか。私は読んだ本に線を引いてしまうので、図書館の本を借りるわけにもいかない。とはいっても、単行本だと2000円くらいはするから、できれば読んで良かったと思う本を購入したいといつも思っている。打率はどのくらいだろう?50%いけば上出来だけど、多分それほど打率は高くない。なぜか?

まあ、帯に書いてあったキャッチコピーに引っかかって駄作に手をだすこともある。他方、正直中身がイマイチ良く理解できないこともある。もうちょっとわかりやすい本にすれば良かったと反省する。

世の中には理解出来ることと出来ないことの2種類がある。これは読書の時も同じかもしれない。読んで理解出来る本と読んでも分からない本の2種類があるということだ。とすると、読んでも分からない本をいくら読んでも無駄なのかもしれない。逆に理解出来る本は、理解出来るのだからもともと読まなくても良いとも言えないだろうか。

そう考えると、読むべき本はわかるような分からない本というのが一番良いのかもしれない。多分読んでいて、あまり楽しくはないかもしれないけど、分かると分からないのぎりぎりの境目が一番得るものが大きいはずだ。

理解するということは、そういうぎりぎりの境界に関係している。それは読書に限ったことではなさそうだ。分かっていることと分からないことのどちらにも集中しすぎてはいけないのかもしれない。その境目は、わかることとわからないことのどちらにも属さない。でも、その両方がなければ境目は存在しえない。この辺が難しいところだ。

良く見ると、わかることと分からないことの境目は、不連続な変化ではないのだろう。我田引水だけど、きっと美しいモノクロプリントのようななだらかなグラデーションになっているに違いない。どこと線を引くことはできないけど、全体としては美しいコントラストを生み出している。砂浜に打ち寄せる波のようだと言ってもいいかもしれない。理解するというのは、そういう美しさと同じことのなんだろう。たぶん。