出てきたライティング
1. Open shadow - north facing wall
2. Barn door
3. Glow light
4. I love u longtime light
5. Shadow dancing
6. In your face
7. Angel singing
8. 70's Album cover
1から4は間接光の使い方。2は暗がりの出口で、外の間接光を使う。3はもう少し暗がりに下がって光を弱める感じ。4は室内で、窓の強い光を使ってトーンを生かす。
5,7,8は逆光。
6は直接光があるときに、光の方を向いて影を消す。
なるほどね。とりあえずの備忘録。
黒光りする鋼の色、薄暗い建物の中だったので最大に絞りを開いてもシャッタースピードは15分の一秒。三脚は使えなかったので、しっかりカメラを抱いてシャッターを切った。レンズが重いのが幸いしたのか、ぶれはほとんどなかった。
読みたいなあと思う本を本屋で探している時、どんな基準で本を探すだろうか。私は読んだ本に線を引いてしまうので、図書館の本を借りるわけにもいかない。とはいっても、単行本だと2000円くらいはするから、できれば読んで良かったと思う本を購入したいといつも思っている。打率はどのくらいだろう?50%いけば上出来だけど、多分それほど打率は高くない。なぜか?
まあ、帯に書いてあったキャッチコピーに引っかかって駄作に手をだすこともある。他方、正直中身がイマイチ良く理解できないこともある。もうちょっとわかりやすい本にすれば良かったと反省する。
世の中には理解出来ることと出来ないことの2種類がある。これは読書の時も同じかもしれない。読んで理解出来る本と読んでも分からない本の2種類があるということだ。とすると、読んでも分からない本をいくら読んでも無駄なのかもしれない。逆に理解出来る本は、理解出来るのだからもともと読まなくても良いとも言えないだろうか。
そう考えると、読むべき本はわかるような分からない本というのが一番良いのかもしれない。多分読んでいて、あまり楽しくはないかもしれないけど、分かると分からないのぎりぎりの境目が一番得るものが大きいはずだ。
理解するということは、そういうぎりぎりの境界に関係している。それは読書に限ったことではなさそうだ。分かっていることと分からないことのどちらにも集中しすぎてはいけないのかもしれない。その境目は、わかることとわからないことのどちらにも属さない。でも、その両方がなければ境目は存在しえない。この辺が難しいところだ。
良く見ると、わかることと分からないことの境目は、不連続な変化ではないのだろう。我田引水だけど、きっと美しいモノクロプリントのようななだらかなグラデーションになっているに違いない。どこと線を引くことはできないけど、全体としては美しいコントラストを生み出している。砂浜に打ち寄せる波のようだと言ってもいいかもしれない。理解するというのは、そういう美しさと同じことのなんだろう。たぶん。