こころの文庫(つねじいさんのエッ!日記)

家族を愛してやまぬ平凡な「おじいちゃん」が味わう日々の幸せライフを綴ってみました。

ふるさとよ

2017年08月31日 07時14分12秒 | Weblog
 豊かな緑に覆われた
山に囲まれた
盆地に住んでいるが、
数年前に
松くい虫の被害を受け
枯れた松が白骨状態で
突っ立っている状態に。

 なんとかしようと
業者を頼んで山の再生に挑んだ。
そのとき
山を生かそうという声が高まり、
山の一部を切り開き、
山麓にそった
遊歩道を築いた。
山の内外にある
名所、旧跡に上る山道とつなぎ、
『歴史の道』と名付けた。

 以来、
町の人たちが
観光に足を運び始めた。
めったに人がやってこなかった
静かな村に賑わいが生まれた。
子供のころ、
駆け巡った山が新しく生まれ変わった。
嬉しい反面、
寂しさもあった。
遊歩道は
昔のケモノ道を活用して
広げてある。
茂る雑木をかき分け
キノコや山菜、
山の果実などを求めて、
子供はイノシシや山ウサギたちと
競い合っていたのだ。

 ここ数年、
イノシシやシカ、
それにサルなどが
しきりに里へ下りて
被害が酷くなった。
『歴史の道』が
ケモノ道を奪ったせいだとすれば、
住民も
当然と受け取るしかないのかも。
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ヒューマンユーモア

2017年08月31日 00時25分25秒 | Weblog
つのだじろうの作品は、
心温まる
ヒューマニズム漫画といえるかな、
のちの空手バカ一代は、
格闘ヒューマニズムだったが、
このブラック団は、
ユーモアあふれる作品だった。
ギャング団の3人組の、
やることなすこと、
人助けにつながるという、
ドジな男たちが、
ひとりの少女とかかわることで、
大きく変わっていく。
彼らを追い詰める刑事役も、
どこか抜けていて
憎めないキャラクターだった。

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