「本名でよろしいですか?」
川柳などの投稿で
本名か筆名かを選択する時には、
決まって本名を選ぶ。
SNSで匿名による誹謗中傷が問題になっているが、
実は私も昔は自分で作った名前を使っていた。
アマチュア劇団では「つねとおる」「恒亮」等々。
小学校の頃に描き出したつたない漫画は「アンドツネヨシ」「東播太郎」
創作の文章は「加茂ジロー」「播磨達人」などなど。
人見知りで気弱、内向きな自分が外部に発信するのに必須だったのだと思う。
今思えば恥ずかしい限りだが、
当時は自分がまるで違った人物になれることが快感でもあった。
高校生の時、戸籍謄本を見る機会があった。
それまで本名と思い込んでいた名前の一部の漢字、
「斉」が「齋」であると気づいた時の驚き、そして感激。
以来「齋」を使うようになった。
字の画数が多く、最初はなかなかうまく書けなかったが、
テストの答案用紙やほかの記名が必要なものは、
カナ釘でぶかっこうでもこだわって書いた。
下の名の画数の多さとバランスが取れるのだ。
考えてみれば、
自分が本名より筆名を使っていたのは、
下の名の画数の多さだったのに、
全部の画数にバランスが取れると、
画数の多さを負担に思わなくなったのは不思議である。
それどころか本名に誇りを感じるようになったのだ。
今は本名に何のひけめも感じることはない。
そして難しい漢字を
難なく書けるようになったことが嬉しくてたまらない。
川柳などの投稿で
本名か筆名かを選択する時には、
決まって本名を選ぶ。
SNSで匿名による誹謗中傷が問題になっているが、
実は私も昔は自分で作った名前を使っていた。
アマチュア劇団では「つねとおる」「恒亮」等々。
小学校の頃に描き出したつたない漫画は「アンドツネヨシ」「東播太郎」
創作の文章は「加茂ジロー」「播磨達人」などなど。
人見知りで気弱、内向きな自分が外部に発信するのに必須だったのだと思う。
今思えば恥ずかしい限りだが、
当時は自分がまるで違った人物になれることが快感でもあった。
高校生の時、戸籍謄本を見る機会があった。
それまで本名と思い込んでいた名前の一部の漢字、
「斉」が「齋」であると気づいた時の驚き、そして感激。
以来「齋」を使うようになった。
字の画数が多く、最初はなかなかうまく書けなかったが、
テストの答案用紙やほかの記名が必要なものは、
カナ釘でぶかっこうでもこだわって書いた。
下の名の画数の多さとバランスが取れるのだ。
考えてみれば、
自分が本名より筆名を使っていたのは、
下の名の画数の多さだったのに、
全部の画数にバランスが取れると、
画数の多さを負担に思わなくなったのは不思議である。
それどころか本名に誇りを感じるようになったのだ。
今は本名に何のひけめも感じることはない。
そして難しい漢字を
難なく書けるようになったことが嬉しくてたまらない。