こころの文庫(つねじいさんのエッ!日記)

家族を愛してやまぬ平凡な「おじいちゃん」が味わう日々の幸せライフを綴ってみました。

見せたるねんの定義?

2022年04月25日 09時57分57秒 | 日記
「見てくださるお客さんと同じやったらあかんねん・
それ以下やったら見て頂くなんておこがましい。
舞台に上がるってことは、
見てくださるお客さんをあっと言わせるものが、
ひとつでもないと家で大人しゅうしとったらええ」
主宰していたアマ劇団の稽古で口癖にしていた。
声を出す、動く、表情、跳ねる、歌う、セリフ……が、
お客さんと同じレベル、
それどころか、それに及ばなければ、
感激や感動を呼ぶなんてことはまず不可能。
それが演技者としての私の持論だった。
だから基礎稽古は徹底してやった。
演技を補う道具や音効も、
出来うる力を結集した。
ただいつもお金がないのがネック。
頭をフル回転させて工夫するしかなかった。

いまは控えめでお人よしな普通のおじいちゃん。
でも誰かに見て貰うものをやるってことは、
普通をいったんやめて、
おこがましくても「見せたるねん仮面」を、
かぶらなければならない。
今回はちびっこをターゲットの紙芝居パフォーマンス。
本番直前まで創意工夫に務めなきゃ失礼に当たる。
それが私の生きてきて得た「マイ常識」
アマチュア芸術家ガンバレと自分に言い聞かせながら、
30日を睨み据えて、打ち込んでいる。
老いてもなお「見せたるねん」なのだ。(ウン)

庭や畑の花がいっぱいの季節到来。
疲れれば、草花の中に寝っ転がり、
彼らに癒されている。
源ちゃんも周りをウロウロ。
君にも癒されてんだよー!
源ちゃんキョトーンと私を見つめた。(もう!かわいい奴め)
コメント
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