「第4回ふるさと川柳」の市民選考展示会の終了日。
撤収作業に急遽妻が助っ人に。
予定していた担当者が急用とかで、
ひとり作業になるはずだったが。
「いいよ、手伝うわ」と妻。
手慣れたもので、
いつもよりハイペースで片付いた。
40代頃まではともにアマチュア劇団活動に。
舞台や出前イベントがあれが、
会場の設営やリハーサルなど目白押しだった。
時には徹夜作業も。
若いメンバーたちも頑張ってくれたが、
それをリードし最前線に立ってくれたのが妻。
時は流れ、
子育てや深刻な(?)家計に直面、
以来妻が私の手伝いをすることは皆無に近くなった。
「あなたがやりたいことは、あなたがガンバらなきゃ。
わたしはわたしの生活があるの」(そりゃそうだ)
てなわけで、アマ劇団を引退した後、
日常でもは、まさに「自己責任」で対等の夫婦生活。
そんなこんなを経て、私の、
なんでも「おひとり様チャレンジ」が日常化していったのだ。
今回の妻の手伝い申し出は本当に想定外。
しかし、昔取った杵柄というやつ。
作業の進捗は「あれよあれよ」という風に。
妻のやることはソツがない。
私といえば、
昔を思い出しながらのマイペース。(笑)
さあこの妻の助っ人、
今回の一度きりかどうか?
願わくは……。
(儚い期待が叶うことはない)人生を送ってきたはずなのに、
また儚い期待を抱く自分に気付き、
相好を崩す白髪のおじいちゃんだった。(笑)