難聴者の生活

難聴者の日々の生活から、人工内耳など難聴者のコミュニケーション、聴覚障害者の制度改革について語る。

えっ、生放送だから字幕がない?!差別だあ。

2012年11月12日 21時19分41秒 | 放送・通信


テレビ朝日のTVタックル秋の3時間SP、緊急生放送!とビートたけしと大竹まことが引っ張るバラエティを見ていたら、20:30ころ緊急七放送、急に吹く解散風、になったら、ここからのコーナーは生放送なので字幕放送は行われませんと表示された。

緊急に、生放送になったのかも知れないが、それでも議員に連絡を取ったり、フリップを用意する時間はあったのだ。これでは、地震などの緊急・災害が起きたとき、生放送に切り替わっても字幕放送が行われないことになる。

東日本大震災の1年前、チリ大地震報道に字幕放送がなかったことが推進会議で取り上げた直後に大震災が起きた。それ以来、緊急時の放送については特別の取り組みをしてきたはずだ。

総選挙になるかも知れないという時の政治番組に一部の正当のみ出演させ、字幕放送も手話放送もしないことになにも感じないテレビ局の体質に驚く。

これが差別禁止法のある韓国では、字幕放送を行わないことが裁判で合理的配慮を怠ったと訴えられるだろう。

ラビット 記

「補聴器と人工内耳」琉球大学の市民公開講座

2012年11月12日 01時06分50秒 | 人工内耳
人工内耳の適応条件について、両側高度感音難聴、高度老人性難聴、難聴のレベルが90dB以上の方、身障手帳3級以上の方、病気/事故等で失聴された方で、補聴器の装用効果が見られない方と記されているが、「補聴器の装用効果」はその人の生活、QOLにより異なる。
会社でバリバリ仕事している人には、相手の言葉が聞こえても意味がつかめなければ「装用効果はない」ことになる。孫や子ども、家族との会話がしたいと強く思っている方は「装用効果」のレベルは低くなる。

自身が聞こえに何を求めているのか、どのような評価をしているのか、考える必要がある。
「自分は70%は聞こえている」と言われる方は、言語聴覚士に寄る語音明瞭度の検査を受けて、実際に何%かを明確に把握することが必要だ。

ラビット 記
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市民公開講座「補聴器と人工内耳」のお知らせ2012年10月29日
市民公開講座「補聴器と人工内耳」のお知らせ(平成24年11月25日開催予定)
日時:平成24年11月25日(日) 13:00~16:00
場所:沖縄県男女共同参画センター 会議室 1~3
http://ent-ryukyu.jp/wp-content/uploads/2012/10/e36fc7c09a1e7f26091de1ddf84b3b1f.pdf