難聴者の生活

難聴者の日々の生活から、人工内耳など難聴者のコミュニケーション、聴覚障害者の制度改革について語る。

認知症の問題は人ごとではない。 実母は認知症。

2011年10月14日 21時19分18秒 | 福祉サービス


ゆき@福祉と医療・現場と政策/志の縁結び係&小間使い
メディアでは小さくしか扱われないこともある大事なお知らせです(*^^*)

◆◇堪忍袋の緒が切れた検討会メンバーが意見書・その後
メンバーの承認を得ていない事務局案が、まるで決まったように報道されて驚いた検討会メンバーが「事務局案は、認知症による精神科入院をかえって促進する結果を招くことが危惧されます」という異例の意見書を提出し、メディアでも報じられました。
http://www.asahi.com/science/update/1013/TKY201110130539.html?ref=rss

このことをお知らせした昨夜の「えにしメール」には、
「これは単に、日本で暮らす私たちが認知症になった時、<隔離収容されるべき“患者”><カネを背負ったカモ>ではなく
<家族や社会の一員><“人”たるに値する暮らしを営む国民>へと見方を変える分水嶺のようなもの。
9月27日のえにしメールにあったまさに、運命の分かれ目であると思います」
など、たくさんの反響が寄せられました。

この異例の意見書を厚生労働省の幹部も重く受け止めたようで、昨夜の検討会では、問題の部分2ページ分が削除され
「検討中」と記されて配布されるという前代未聞の事態となりました。

◆◇NHKのニュースナインの認知症レボート
認知症の「人」が「患者」として精神科病院で過ごすことの問題点とその解決策を報じた映像と音声が以下にアップされました。
http://cgi2.nhk.or.jp/nw9/pickup/index.cgi?date=110927_3

・最初に出てくる、精神科病院に父を入院させ半年ほどで亡くした男性は「ベッドに拘束され」「入院時は歩けたのに立つこともできなくなった」と、涙を浮かべて訴え、「(入院させたことを)すぐに後悔した」と話しています。

・2人めに登場する、往診で穏やかになった飯島さんというご老人
テレビの中では、「家族や道路に食器をなげつける」としか表現されていませんが、新聞紙を丸めて火をつけて近隣宅前に放置したり時計を道路に放り投げたのを娘さんが拾って、「修理すれば使える」と言ったところ、激怒し、娘さんを家から追い出したり、と家族には耐えられない日々だったそうです。
重症に見えるひとでも住みなれたまちで暮らし続けられるじだいが来たようです。


◆◇歯科医療の軸足を予防に・けさの毎日新聞◆
月に1度、毎日新聞に書かせていただいている「私の社会保障論」
けさは、「その国の豊かさはお年よりの口元に現れる」という書き出しで、歯科衛生士という仕事の重要さ
単なる早期発見ではなく、唾液を採取しての検査にもとづくメインテナンスの大切さについてお知らせしました。
結びの部分は、認知症施策についての日本の立ち遅れと符合します。不思議なのか、当然なのか。


◆◇土曜のゴールドコンサート インターネット生放送
日本バリアフリー協会の貝谷嘉洋さんから:
15日(土)に迫ったゴールドコンサート。
http://www.npojba.org/news/gc8_ticket
「Jストリーム」に加えて「Ustream」での配信、さらにはWeb視聴者投票も行います。
障がい者の努力の結晶と素晴らしい感性を是非お聴きくださいませ。
【Jストリーム】http://gc.npojba.org/live-broadcast
高画質での配信に加えて、Web視聴者投票にもご参加いただけます。
投票の結果は当日その場で発表し、その模様も放送されます。
【Ustream】http://ustre.am/Djuw
【チケット 】ゴールドコンサート チケット発売中!
SS席指定 3,500円(残り僅か)/S席指定 3,000円
A席自由 2,000円(高校生以下無料)
NPO法人日本バリアフリー協会のTEL : 03-5215-1485
(当日は会場担当者に転送されます)



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\/ 大熊由紀子
∥ http://www.yuki-enishi.com/
∥ 福祉と医療、現場と政策をつなぐえにしネット1


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