難聴者の生活

難聴者の日々の生活から、人工内耳など難聴者のコミュニケーション、聴覚障害者の制度改革について語る。

[めざす会News] 第78号(通巻186)20101130=国会空転、状況緊迫。会期末までの連日行動提起

2010年11月30日 20時03分10秒 | PHSから
参議院前の闘いは受験生を励ます!?

日曜日に介護福祉士受験対策講座で「障害者福祉論」の解説で、講師が障害者自立支援法は試験にでないだろう、どうなるか分からない、もし出るとしたら応益負担が問題になっていると言うことだけ覚えておけばよいと。

寒い中みなさんありがとう。頑張って下さい。


ラビット 記

━━━MEZASU━━━━━━━━━━━
◆障害者自立支援法訴訟の基本合意の完全実現をめざす会◆
ニュース 2010.11.30 第78号(通巻186)
http://www.normanet.ne.jp/~ictjd/suit/
━━━━━━━━━━━MEZASU━━━

◆1◆ 30日(火)国会空転。状況は緊迫。
明日、明後日、12月3日会期末まで、あきらめない連日行動を提起!

本日30日の参議院前には全国から400名が結集し、
路上集会と全参議院議員要請行動にとりくみました(本日の要望書は添付word)

先週末の問責決議可決を受けても官房長官、国交大臣は辞任せず委員会出席の意向を示しているため、自民党はこれを認めず審議拒否を続けています。
これにより本日も国会は空転し、参院厚労委員会をはじめ全審議がストップしました。
厚労委員会や同委員会の理事懇談会は、明日も開かれる見通しは立っていません。
しかし、明日、理事懇談会が開かれ、厚労委員会の開会となれば、委員会可決の可能性があります。

また、一部には国会対策委員会の自民・民主の非公式の折衝の中で、最終日に参院厚労委員会を開く際に(最終日は慣例で会期末処理として委員会を開くことになっており、請願の審査や法案の継続手続き等を行うことになっています)、与党が優先して成立させたい能力開発機構関連法案と国民年金法改正法案を次期国会での継続手続きすることを条件に、自立支援法を審議抜きで採決するよう自民党が迫っているとの情報があります。

こうした中で、太田事務局長は、「とっくに可決されていたはずの「改正」法案をここまで通らせていないことは、私たちの運動の成果です。私たちの後ろには、全国の障害者、関係者がいます。
その重い責任を負っていることをわすれないで運動を続けたい。
私たちの熱意と思いを国会は受けとめ、最後は勝利すると思います。
今後の基本方針は、明日も、明後日も、その次の日も終わるまで、参議院前に集まり、集会を行い、すべての参議院議員に要請します!
みなさん、多くのみなさんと、
明日から最後まで毎日13時に参議院前に来てください! がんばりましょう!」

○太田さんシュプレヒコール(動画)
http://www.youtube.com/watch?v=n-OB9B6qu9w

■行動提起=会期末までの連続参議院行動!
日時 12月1日(水)、2日(木)、3日(金)ともに13時~
集合 参議院議員会館前(参議院議員への要請行動や路上集会など)
*寒い季節ですので防寒対策はよろしくお願いします。

◆2◆ 11.30参議院前、今日の発言ダイジェスト
○JD藤井常務理事=どうしてこの法案にここまでこだわるのか?
どうして「つなぎ」のはずが3.5センチもの厚さなのか?
どうしてもこの国会成立にここまで彼らがこだわるのか? 
この法案は旧与党がつくって昨年3月に出されたものだ。
「延命」ではなく「復活」だ!

○大行動・尾上DPI事務局長=「延長」に「延長」重ね、闘いは3週間目に入った。
2005年の自立支援法強行のときも怪文書が国会議員にバラまかれた。
障害者団体の分断ではなく、私たちのスクラムを固め、最後に勝利するまで闘い続ける

○ろうあ連盟・久松事務局長=楽しいです。みなさん元気です。たくさんの仲間がいる。
私たちは聞こえないけれど太田さんの叫びが心に響いてくる。
歌声がシュプレヒコールが国会をグラグラさせていると感じる。
JD62団体、大行動は200団体近く、ろうあ連盟は都道府県に支部があり2万4千人いる。この運動はすべての国民の幸せにつながる闘いだ!

○その他、トーキングエイドを使って訴える茨城の脳性マヒ者、1万人の手話通訳者と心一つに最後まで闘うという全通研、てんかん協会、精神障害のある人たち、全障研、熊本、愛知、福島、新潟、東京・町田などから熱い発言が続きました。
「毎日ここに来る度に、みんなと話し合えて、全国の人たちの共感できて、お互いずいぶん理解することができるようになっている!」の埼玉の参加者の発言もありました。

◆3◆ きょうされん利用者部会の「緊急要望」、東久留米市からの「要請文」

今日の要請行動できょうされんのみなさんが議員に届けていた利用者部会のみなさんの「緊急要望」の中から、兵庫の日笠恭利さんの「わたしの願い」を紹介します

 多くの国民達、障害者、老人、健康な人のみんなの意見を聞いてから、法律を作ってもらいたい
ふりかえれ あなたのしたこと よう見てみ!?

添付したwordは、東京・東久留米市の手をつなぐ親の会や心身障害児者父母の会障害児者関係者連絡会など6団体代表連盟の要望書です。
みなさんの町からもどんどん声を届けましょう!


▽▲▽編集後記
うれしいメールをいただきました。
> このたびの動き、この国が絶望的な政治家たちにかかっていると、体の芯から震えがきます。
> 25日の行動に手話通訳として参加したものです。
> 毎日の活動に疲れも見せず、みなさんが頑張っていらっしゃる様子に感動しました。
> 美声、初めて拝聴できてラッキーでした。
> でも、通訳をしていると(「翻訳」に必死ですので)歌詞などをほとんど覚えていないし聞き惚れることもできなくて、少々悔しさも残ります。

恐縮です(^^;) 替歌のその2です。北欧でいう「スコール」が元歌です(^_-)

 応益負担に 怒りをこめて 立ち上がった 原告の日々
 ときには苦しみ ときにはよろこび 肩をたたきあった あの日

 みなさま方の 尊厳を傷つけた 首相も大臣も 心から反省をした
 応益負担も介護保険統合も 再発防止を約束した

 訴訟! でも、君は全国の大きな大きな運動と一緒に
 歴史 ひらく道のりを 歩き始めた みんなに しあわせあれ!

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障害者自立支援法訴訟の基本合意の完全実現をめざす会メールニュースです。
事務局には syouri_mezasukai@nginet.or.jp  にメールください。

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