老い生いの詩

老いを生きて往く。老いの行く先は哀しみであり、それは生きる物の運命である。蜉蝣の如く静に死を受け容れて行く。

62;みだらな姿で失礼!

2017-05-01 18:03:36 | 春夏秋冬
ご訪問いただき、ありがとうございます

みだらな姿で失礼!
最高の甘えポーズで
お腹を撫でて欲しい~
警戒心ゼロ
家のなかで人と暮らす犬猫は
野良に棲む犬猫と喧嘩をしたら
負けてしまうに違いない
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61;長生きはしたくないけど、死にたくはない・・・

2017-05-01 02:34:58 | 老いの光影
磐越自動車道 車窓から磐梯山を眺める

ご訪問いただき、ありがとうございます

ひとつ年上の夫は脳梗塞を患い13年余が経ち、
現在はねたきり状態にあります。
夫は病気のせいで話をすることが困難になってきました。
夫は眼が開いているときは、
部屋の窓から遠くに映る景色を
眺め見入っているような感じさえします。
夜中、時には夜明けに
紙おむつを取り換えることさえあります。
紙おむつは大変便利なもので、
洗濯をしなくても済みます。
クルクルと丸め新聞紙に包み、
燃えるゴミとして捨てることができます。

昔は、布おむつでした。
掛け蒲団などの布を鋏(はさみ)で切り、
布おむつ(おしめ)を作りました。
夫の母親も10年間ねたきり生活を過ごされました。
糞尿が付いた布おむつを竹かごに入れ、
冷たい川の水で洗い、
それを干し何度も何度も使いました。
その当時は脱水の機能が付いていない洗濯機が
売られていました。
布おむつを洗うことはできず 
手洗いは本当に大変で、
冬はいつも“あかぎれ”でした。
布おむつは、お金はかかりませんでしたが、
紙おむつは(便利であるけれども)
“ただ”では使用できずお金がかかります。

夫は、無言で寝ています、
おむつを取り換える方も(この年齢になっては)大変ですが、
おむつをされる方も大変です。
夫の介護をしていて、
「長生きはしたくないけど、死にたくはない・・・」と思ってしまいます

~83歳になる妻の呟き~





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