老い生いの詩

老いを生きて往く。老いの行く先は哀しみであり、それは生きる物の運命である。蜉蝣の如く静に死を受け容れて行く。

129;病室の中の・・・・

2017-05-24 18:55:00 | 読む 聞く 見る
ご訪問頂きありがとうございます

ゆっくり今日は本が読めると思い
病室に持ち込んだのは
『空が青いから白をえらんだのです』
奈良少年刑務所詩集
寮美千子 編

文庫本のタイトルも
その詩の一つで
一行詩です

罪を犯した少年は
6年前に病院で亡くなった母の最期の言葉を詩にしたためたのです
「つらいことがあったら、空を見て、そこにわたしがいるから」
ふわふわした優しい白い雲がおかあさん

私は人は亡くなったら
白い煙となり青い空に消えてゆく
夜になると
星となり
夜空に光り輝き
あなたを守っています

この世に生きている人は
だれもが
星のように
光り輝く存在であって欲しい
と 願う

奈良少年刑務所詩集のなかに
このような詩もあった

ゆめ

ぼくのゆめは・・・・・・・・・

「ぼくのゆめは・・・・・・・・・」
で言葉が絶句してしまった
思いが溢れているのに、言葉が思わず途切れてしまった
言葉なき言葉から
一人の少年の思いを
読み手がどう受け止めるのか

編者でもあり作家でもある
寮美千子さんは
「すぐそばにいる友の心の声に、
耳を澄ます時間を持つ。
語り合う時間を持つ。」
と語り、
詩は本の中だけではなく、
人と人のなかで
深い交流による「場の力」から読みとる

私ならば老人やその家族の心の声に
耳を傾け 語り合う「場」の力を
大切にしているか
そのことを深く問わされ気づかされた

ありがとう
コメント (2)
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128;病室の窓からみた風景

2017-05-24 15:16:57 | 春夏秋冬
ご訪問頂き、ありがとうございます

7階病棟病室の窓からみた下界風景
向かい側の建物も病棟
なんだか隔離病棟みたいですね

空は曇天
心は青い空といきたいものだ

退院が決まっているから
まだ気持ちに余裕があるのかな⁉︎
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127;再入院

2017-05-24 11:16:19 | 春夏秋冬
ご訪問いただき、ありがとうございます

今日から2泊3日の病院入院です。
タブレットなのでブログ作成大変です。
自治医科大学附属病院整形外科病棟入院
左手背軟部腫瘍 別名、肉芽腫の病名なり
明日その腫瘍摘出術をします
簡単に表現するなら、左手の背に腫瘍が7個前後があり
手が擦れたり押したりすると
痛みます 激痛まではいかない
我慢できる
左手の背をみたとき醜いので
摘出となりました

腫瘍ができた原因は
過去に透析をしていたことで
そのときの血管の黴によるもの
血管の黴 はじめて知りました
本当に個人的なことで
申し訳ございません

そいう訳でブログは
一時的に
途切れてしまいます
コメント (3)
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