いわゆる鶏のトマト煮をこしらえた。
自画自賛、恐縮ながらけっこう旨い(個人的にはかなり旨いと思ってる)。
勝因はトマト。これに尽きる。
前記事の炒め物も同様。皮ごとざくざくと切った完熟トマトをぶち込む。
日差しを浴びたトマトは皮が厚いので、火が入るとぺろっと剥ける。それをちまちまと取り除くという面倒は避けられないが、トマトの旨味は皮と味の間にあるそうな。
だから、もしも畑の完熟でトマトソースを作るときは、皮を湯剥きせずに皮ごと刻んで、ザルなどで裏漉ししてから煮詰めると良い。
良いらしい、と「らしい」を付けないのは、これ体験談なり。
今回は、ワインを使わず酒と味醂を。
トマトは缶のイタリアントマトじゃなく、我が生家の旬(の名残)のもの。
これ、和食の定義に合致する。
そう思うと、味わいはひとしおだ。
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