酔い日は佳い日

日々の食卓、晩酌事情。by こたりん

雪の下にんじん

2015-01-21 | 酒風景
秋、敢えて収穫をせずそのまま土の中へ。
雪が降り積もるとそこは天然の冷蔵庫。
ニンジンはその中でゆっくりと熟成し、年を越した頃
とてもとても甘くなっていた・・・

というニンジンを大根、白菜と一緒にシチューにしてみた。
ややあっさり、シチュー風スープ仕立てというところか。


ほっこり美味しく炊けたとさ。

熟成すると独特のニンジン臭も少なくなり、実はひたすら甘い。
かつ、雪の下は乾燥を防ぐそうで、みずみずしい。
生でかじってみたのだが、早生の柿をぱりっとかじった時のような爽快な甘さが香る。

と、ほめてばかりだが、なかなかイケるのである。

野菜の旨味、そしてクリーミーなテイストは
日本酒も、いや日本酒こそ旨い。
近頃、各雑誌もリスペクトしている「生もと」がとても良い。
こないだ買ったものが再び存在感を高める。

シチューにはスプーンを添えたが、ゴロゴロ野菜は箸で食べた方が美味しい。
そして酒はぬる燗で。

ああ、とても贅沢な気分。

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2 コメント

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Unknown (の・いそじん)
2015-01-21 12:41:28
シチューの野菜は、ゴロゴロ大きく切った方がご馳走感があるし美味しいですねぇ。

木のスプーンを愛用しています。
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>いそじん様 (こたりん)
2015-01-21 18:25:09
同感。自分もその時々に合わせ、ニンジンをいかに大きく切るか、意識してます。
木のスプーンを使うと、温かみが増して美味しくなるような気がしますよね。
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