酔い日は佳い日

日々の食卓、晩酌事情。by こたりん

ぼりぼり。

2012-10-19 | 酒風景
じゃがりこを食べる音ではない。
この時期、この言葉に反応するのは北海道の山菜マニア。
北海道独自の呼び名と聞くが実際どうなんだろ。


随分とやらねばならぬことがあるはずなのに、または、それが億劫なのかどうも家に帰る気になれない先日。

ぶらりと「川わき」で、なにか生ものでも見繕ってくれと頼む。

よし、任せなさいとマスターが出してきたのは…


甘エビやら、牡蠣やら

そして沖漬けやら


ほかに、鵡川のシシャモ(メス)二尾。軽く呑りたいところへ、過分なるおもてなし。

マスターだめだよぉ。また酔っ払ってしまうではないか。とか言いながら、持て余すこともなく、もりもりと頂きましたがな。

日本ハムの試合も終わり、さて帰ろうかというころ…

登場。これがぼりぼり。


正式名は他にあるのだが(ナラタケ)、北海道ではそう呼ぶいわゆる地域限定の名。同じく北海道の呼び名「落葉きのこ」(ハナイグチ)とともに、北海道民がこよなく愛する秋の味覚だ。
今年はやっと涼しくなり(寒くなり)、採れるようになったとのこと。
汁にすると、えもいわれぬ風味。落葉がまったりなら、ぼりぼりはカツンと突き抜けた感じの洗練された出汁が堪らない。

ああ、シアワセ。何の努力もしてないのに、秋の味覚に事欠かないここ数日。
美味しい汁物に出合うと、ことさら思うのだった。

それにしても

家でこつこつやらねばならないことがあるのに、何だこの集中力のなさ。

最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (hisami)
2012-10-20 11:30:27
温かい汁物が~
そしてキノコが
美味しい時期ですな~♪
生もの美味しそうです☆
我が街の牡蠣の収穫が始まりました
我が街も牡蠣処です
返信する
>hisami様 (こたりん)
2012-10-20 15:29:56
牡蠣処、ウラヤマシイ。
産地には産地の独特な食べ方がありますよね。
テレビなどで見て、ひたすら憧れています。
返信する

コメントを投稿