ちょい呑み

夕刻から雨。

自転車で帰れない。歩いていこう。

ああ、足が、足が勝手に～

ということで、ちょいと呑んで帰ろうか。

このジャガ明太が旨い。千切りジャガイモを玉ねぎとともにバターでソテー。そこにほぐした明太子というレシピのようだが、肴としてかなり有能。酒を選ばない万能選手といった感じだ。

それにしも、この、ちょっとが良くない。
楽しいので、アレもちょっと、これもちょっとと他の肴にもついつい手が出る。
結果、あれこれ食べてしまい酒も進む。ちょい呑みのつもりが、ちょい呑みの域を越えてしまう、気づけばこれは店の策略か（笑）。

ちょいと一杯のつもりで呑んで…

飲酒の「い」の字も知らない幼少期、脳裏に刷り込まれた国民的大スターの、あの歌が頭でリフレインするのだった。
思えば、これほど呑み助の心理を突いた詞は世にない。