酔い日は佳い日

日々の食卓、晩酌事情。by こたりん

味も色気から。

2016-05-16 | こしらえた話。
いよいよ日差しが強くなってきた。
日焼け止めは必須だな。

さて、おひさまとは関係ないが

ふと思いついてやってみた。
鯖の水煮にニラのぬたをトッピング。

まぜまぜして食べるとニラ入りの酸味の効いたサバ味噌。なかなか旨い。

どうにも色気がないんだな。地味。
赤いものを添える?華やかな器を使う?
料理は見た目が肝心。言うまでもなく和食を成す条件のひとつだ。
とか言いながら酒の肴として完食。

ここらへんに、自分の脇の甘さがある(笑)



カナッペで酒。酉与右衛が痛快。

2016-05-13 | 酒風景
いつもなら、まず肴の話をしてから酒を紹介するが、ちょっと「おっ!」と思った酒の話しを先に。


酉与右衛(よえもん)2015 山廃純米・生・酵母無添加・美山錦55%・直汲み
※「酉与」本当は酉へんに与えると書く一文字なのだが、フォントがないので業界ではこのように書くことが多い
数年前に出合ってから、なにげに酉与右衛好きな自分。いつか全種類を呑んでやれと思っているのだが、一体何種類あるのかな。「酒々おがわ」さんに入荷したと知り、さっそく出かけ買い求めたのがこれ。

ともかく面白い酒である。生酒の清涼感が・・・なんて口に含む前の先入観が一瞬で炸裂するほどの口当たり。清涼感を超えた清涼感!(う~む、言葉が出てこない)。
パンチある酸味、だけどふんわり。旨味とか雑味が現在進行形で混じり合おうとしているのかも。不思議だなあ、生酒らしい生酒ってこれのことか。

で、肴はマイブームの揚げ料理。
お気に入りのカナッペ、今度はより食べやすいひと口サイズにして、具のバラエティも3種類に。


揚げのサイズがばらばらなのはご愛嬌(笑)


右から、例のタルタル。鯖水煮にオリーブオイル、酢を少々というもの。そして左は山海漬。マヨネーズを少し混ぜてあって、焼けた揚げにバターを少しつけてからトッピング。旨いよ。

総じてまったり感ある肴なので、生もとか山廃の、何か目新しいものはないかと思っていたところ、この酒に行き当ったという次第。
料理との相性は、まるで上等なCAVAを呑んでいるような錯覚。じつに痛快であった。

豆苗生活。

2016-05-12 | 旨かった話

食べきってしまった豆苗の根っこの部分を水栽培。
一週間もすれば・・・

もと通りに。


なんと素晴らしい。
最初に買ってきたものより茎が若干細いが食べるのに問題なし。味が濃いような気さえする。
これで一生、豆苗を食べるのに困らない。豆苗食べ放題!

な訳あるかい(笑)

でも2回位楽しめそうだ。

ふと、イカの香りに感じ入る。

2016-05-12 | 旨かった話
いつもの女将の店で晩酌。

最後に食べたのは大ぶりの鯖(開き)。
その前は蒸し牡蛎



その前はごぼうサラダ



突き出しはモズクの酢の物、イカと里芋の煮物。


順番を逆にして並べてみたのはこれを特筆したかったから。

なんてことない煮物だが、なんてことあるんだな。定番の小料理であるが最近、こういうのがやたら美味しくて仕方ない。かつ自分でこさえるより人様のものが断然旨い。気心の味とでもいうか。

そういうものに飢えてんのか、自分。

食べるタルタル

2016-05-11 | こしらえた話。
ステーキではない。ソースの話でござる。

そもそもがタルタル好き。可能なら店におねだりして、たっぷりと添えてもらい、それを肴にするくらいである。
なので、はなから肴として作ることもしばしば。


スーパーなどでよく売っているキュウリの漬物を多めに使って、言ってみれば少し和風テイスト。
うむ、立派な酒肴なのだった。

お店でミックスフライを頼むと、大概においてタルタルソースが添えられている。
が、たまに劇的に少ない店があって、そうだなあ、量にすれば小さじ1くらいでフライは複数あるのに小さなエビフライ1本に使ったらもう無くなっちゃうくらい。で、そんな少量でどうすれと言うんだ!と怒りはしないが、店の考えがどうにも理解できず釈然としないまま食事を終える・・・そんな悲しい事がたまにある。
タルタルってのは、なんつーか、豊かな気分にならないと意味がないんだ、と思うのだ。
で、どのくらいあればいいのかって、理想はカレーライス。ご飯にルウをかけるがごとく、たっぷりとかけたい。

むかし、手作りタルタルソースを自慢とする居酒屋があった。容器に山盛り、好きなだけどうぞと出してくれるそれは、さっぱりとした出来で美味しい。これが道産のカレイの唐揚げなんかによく合うので、とても気に入っていたのだが、残念なことにその店は数年で暖簾をおろした。

タルタルが多過ぎたんだろうか(笑)