さっきの「題名のない音楽会」の記事で、ラフマニノフの「ヴォカリーズ」に対するイメージが人それぞれ、ということを書いたのですが、そういえば 日々のレッスンの中でも、「イメージの違い」が人それぞれでおもしろいなあ、と感じることがたびたびあります。
一番最近では、日記にも書きましたが、ベートーヴェンの「月光」第一楽章。
ベートーヴェンの時代の詩人レルシュタープは「スイスのルツェルン湖の月光の波に揺らぐ小舟のよう」と思い、ベートーヴェンの弟子で「チェルニー練習曲」を作ったチェルニーさんは「夜景、遥か彼方から魂の悲しげな声が聞こえる」と言い、後に音楽雑誌に物語を載せたヨーロッパの編集者は「月夜に盲目の少女が弾いていたピアノに心を動かされてベートーヴェンが『月光』を作った」と感じました。
また、ヒバリ教室の生徒のTさんは ベートーヴェンの苦悩の生涯を連想し、そのTさんの熱演を聴いたヒバリは 明治時代の小説「金色夜叉」を連想してしまいました。
いろいろですね・・・
もう一つ。
ショパンの「ワルツNo.7 嬰ハ短調」。
ヒバリはこの曲に対し
Aメロ・・・初めて大きなバレエスタジオ(スケートリンクでもいいんだけど)に踏み入れた少女(推定年齢16歳)が、オズオズとフロア(リンク)の隅で踊り始める
Bメロ・・・バレエ(スケート)の上手な青年が手を取ってエスコートしてくれたので、それに勇気を得た少女は 彼にリードされながら夢中で踊り(滑り)始める。
Cメロ・・・二人の優雅なパ・ド・トゥ。
Dメロ以降・・・もう一人でも自信をもって踊れる(滑れる)少女。
って感じを持っていたんですが、以前、生徒のNさん(女性・大人)がこの曲をやったときに、
Aメロ・・・老いた現在
Cメロ・・・若いころの思い出
を感じます、と言ってびっくりしたことがあります。
当時Nさん自身は、全然「老いた」年齢じゃない美人の奥さまだったので、シブい感覚によけいびっくり。
また、こんな意見も。
Bメロ・・・「スゴく元気な爺さんが、健康のためとデパートの階段を駆け足で下りて上っているのかな、とも思ってしまいますね」
w(^O^)w w(^O^)w w(^O^)w
この曲をBGMにして、動画を作ったらどんなのができるんだろう。
最後の「元気な爺さん」バージョンは、チャップリンの無声映画か、アニメで「小さいおじさん」を主人公にしたらいいかも。
みんなも、想像力を働かせて、ビジュアルをイメージしてみてください。
さて、あなたのイメージは、どんなのですか?
一番最近では、日記にも書きましたが、ベートーヴェンの「月光」第一楽章。
ベートーヴェンの時代の詩人レルシュタープは「スイスのルツェルン湖の月光の波に揺らぐ小舟のよう」と思い、ベートーヴェンの弟子で「チェルニー練習曲」を作ったチェルニーさんは「夜景、遥か彼方から魂の悲しげな声が聞こえる」と言い、後に音楽雑誌に物語を載せたヨーロッパの編集者は「月夜に盲目の少女が弾いていたピアノに心を動かされてベートーヴェンが『月光』を作った」と感じました。
また、ヒバリ教室の生徒のTさんは ベートーヴェンの苦悩の生涯を連想し、そのTさんの熱演を聴いたヒバリは 明治時代の小説「金色夜叉」を連想してしまいました。
いろいろですね・・・
もう一つ。
ショパンの「ワルツNo.7 嬰ハ短調」。
ヒバリはこの曲に対し
Aメロ・・・初めて大きなバレエスタジオ(スケートリンクでもいいんだけど)に踏み入れた少女(推定年齢16歳)が、オズオズとフロア(リンク)の隅で踊り始める
Bメロ・・・バレエ(スケート)の上手な青年が手を取ってエスコートしてくれたので、それに勇気を得た少女は 彼にリードされながら夢中で踊り(滑り)始める。
Cメロ・・・二人の優雅なパ・ド・トゥ。
Dメロ以降・・・もう一人でも自信をもって踊れる(滑れる)少女。
って感じを持っていたんですが、以前、生徒のNさん(女性・大人)がこの曲をやったときに、
Aメロ・・・老いた現在
Cメロ・・・若いころの思い出
を感じます、と言ってびっくりしたことがあります。
当時Nさん自身は、全然「老いた」年齢じゃない美人の奥さまだったので、シブい感覚によけいびっくり。
また、こんな意見も。
Bメロ・・・「スゴく元気な爺さんが、健康のためとデパートの階段を駆け足で下りて上っているのかな、とも思ってしまいますね」
w(^O^)w w(^O^)w w(^O^)w
この曲をBGMにして、動画を作ったらどんなのができるんだろう。
最後の「元気な爺さん」バージョンは、チャップリンの無声映画か、アニメで「小さいおじさん」を主人公にしたらいいかも。
みんなも、想像力を働かせて、ビジュアルをイメージしてみてください。
さて、あなたのイメージは、どんなのですか?