HIBARIピアノ教室レッスン日記♪

ピアノのレッスン日記、その他ヒバリ先生が見聞きした音楽関係・芸術関係etcの日記。

二人でリズム打ち♪

2017年06月15日 | レッスン日記(小中高生)
Lちゃん(小2):
先週から、保育園時代のお友だちのMちゃんがピアノに入ったので、Lちゃんがレッスンに来て最初の5分間くらいは、二人で一緒にできることを取り入れています。
二人で一緒にできること → 言い方を変えれば、二人じゃなきゃできないこと、です。
せっかくお友だち同士が同じ時間に顔を合わせるので、一人ではできないことを組み入れたいと思います。

先週もやった、音符カードを並べてカスタネットでリズムをたたくゲーム。
四分音符、八分音符、四分休符、二分音符 などのカードを あれこれ並べ変えることによって、どんなリズムが出現するか。
カードを並べて出来上がった意外なリズムを、まちがえないように集中してたたいたり、まちがえて大笑いしたり、二人一緒だとなかなかスリルに富んで楽しいです。
今日は先週より少ーしバージョンアップして、1小節ずつ交代にたたいたり、もっとむずかしく、一人一人違うリズムを同時にたたいたり、というのもやってみました。
アンサンブルの初歩ですね。
音楽をやるにあたって、「アンサンブル」というのはとっても大事なセンスです。
こうして小さいうちから、機会があったら簡単なアンサンブルを経験させてあげたいです。

さて、Mちゃんが帰ったあと、Lちゃんの宿題「『ダンスの相手』をアリベルティ・バスで できるだけ速く弾く」のをやってみました。
ずいぶん速く弾けるようになった!
たくさん練習したんだね!
それじゃ今日の宿題は、「この指いちばんめ」という歌に、やっぱりアリベルティ・バスでなるべく速く伴奏をつけて弾いてくること。
「うん、わかった」
Lちゃんはさっそく弾いてみます。
お迎えに来たママも、それを聞いてびっくりするぐらいの上達ぶり。
どんどんうまくなっちゃうね!

「ちょうちょ」弾いたよ!

2017年06月15日 | レッスン日記(小中高生)
Mちゃん(小2):
ピアノに入門して、今日は2回目のレッスンです。
教室に入るなり
「ちょうちょ弾けるようになったよ!」と大きな声で言って、ファイルを譜面台に広げました。
付き添いのママが
「先週 嬉しくて、もう帰り道でファイルを開いて見ていて・・・」と教えてくれました。
顔中ニコニコしながら、元気いっぱいに「ちょうちょ」を弾いてくれたMちゃんですが、ママからびっくりのコメントが。
「『ちょうちょ』って、定番の曲だと思いますよね?!ですけど、今の子はこういうのを教わってないらしく、Mも『ちょうちょ』を知らなかったんですよ~」
へー、それはびっくりだ!
知らない曲なのに、Mちゃんこんなに上手に弾いてくれたんだね!
さすがだ。
しかも、「この音符、とばしてたよ」と先生が指さしたところを見て
「あっ、ほんとだ」と、次はちゃんと直して弾いてる。
音符をちゃんと見てる証拠だね。

Mちゃんはもう小学生で大きいし、よくできると思ったので、ト音記号のドレミファソ、の5つの音のほかに、ヘ音記号の、左手のソも学習範囲に入れました。
初めはメロディーしか書いてなかった「ちょうちょ」の楽譜に、左手のソの音も書き込んで、両手で弾く楽譜にしました。
みるみる「ピアノ演奏」らしい曲になっていきます。

終わり近く、同じく小2のLちゃんが来たので、今日も二人一緒に リズム遊びをしてみました。

どんどん いろんなことができるようになっていきます。
来週もまた、いっぱいやってみようね!

ロシア民謡から京都の風情へ♪

2017年06月15日 | レッスン日記(小中高生)
Y子さん(大人):
ロシア民謡「一週間」が宿題でした。
初めてのイ短調の曲なので、AmとE7、2種類のコードをつけて弾きます。
緊張していっしょうけんめい弾くと、どうしてもテンポがだんだん速くなってしまいます。
慌てずに、落ちついて・・・

コードの変わり目で AmとE7を手ぎわよく置き換えていきます。
大分コード伴奏になれてきたので、少しバージョンアップしてみます。
「伴奏リズムを、ブン、チャッ、チャッ、チャッ、というのに変えてみたらどうかな?」と提案してみました。
今、押さえていたコードの手の形をそのままに、ベース&リズム部分に振り分けて弾くリズムです。
「え~っ、難しいわ~ (>_<;)」と汗だくになりながらも、なんとか最初の方ができそうです。
「リズムは、コツをつかんだらアッという間にできるものだから、あんまり根を詰めて練習しないで大丈夫。コードを押さえるだけでも十分だから、時折り リズムパターンも試してみて」とアドバイスしました。

「一週間」リズム弾きはオプションとし、次に弾く曲の楽譜を渡しました。
それは「女ひとり」という曲です。
タイトル見るとなんか演歌みたいだけど、そうじゃありません。
かつてのJPOP(といっていいかわかんないけど)の大御所、いずみたくさんの作曲、そして作詞は ちょうど1年ぐらい前に亡くなった 永六輔さんの、しっとりしたすてきな歌なんですよー。

京都、大原、三千院・・・

と、京都の名所の名が次々出てくる、Y子さんみたいな大人の人なら知っている曲なのです。

「一週間」とはまた違った、しっとりとしたテイストをお楽しみに。