HIBARIピアノ教室レッスン日記♪

ピアノのレッスン日記、その他ヒバリ先生が見聞きした音楽関係・芸術関係etcの日記。

「星に願いを」全部両手で弾けた!

2017年06月05日 | レッスン日記(小中高生)
Aちゃん(小4):
先週は ちょうど月曜日が運動会の代休になり、お出かけをプランしたということでお休みでした。
2週間ぶりに顔を見ると、「久しぶりだね~」という感じがします。
運動会が済んで、コンガリ日焼けして。
運動会、お天気でよかったねー。

この地域の小・中学校は、5月末~6月初めにかけて 順ぐりに運動会を行うことになっているので、ヒバリ教室でも、先月の終わりからずっと、土・日は必ず誰かの運動会の日に当たっていました。
Nちゃんたちが行ってる中学の運動会が無事済んで、この地域の運動会は一段落かな。
梅雨目前のこの時期にもかかわらず、うちの教室ではだれも運動会が雨天延期にならないで、みんなが予定通り運動会を行うことができました。
ほんとによかったです。

今日のAちゃんの課題曲は「星に願いを」。
Aメロ=両手、他はメロディーだけ、というスタイルで弾いてくれました。
見たところ今日は けっこう集中してる感じがあったので、試しに
「ねえ、次のところはどう?」
と、手つかずだったBメロの楽譜を指さしてみました。
するとAちゃんは、ためらわず両手奏のまま、ゆっくりとBメロを弾き始めています。
すごいすごい!その調子だ。
このBメロのところが、「星に願いを」のヤマ場。
ここを乗り切れば、また安心なAメロがもどってくるのです。
Aちゃん、無事に臨時記号も見落とさず、指番号も守って、Bメロを両手で弾き切ることができました。
そうなったら、あとは緩やかなAメロでしめくくるだけです。
普段、初見の楽譜や難しそうと思う曲などに対して気後れすることが多いAちゃんですが、今日は臆病にならず前向きに取り組んで、立派でした。

ひととおり最後まで全部両手で弾けたので、先生は言いました。
「ねえ、右手も左手も、1オクターブ高い音で弾いてみて!そしてペダルも使ってみようよ。どうなるかな?」
Aちゃんが言われたとおりに弾くと、キラキラと澄んだ音に ペダル効果でうっとりするような響きも加わり、さっき譜面通りに弾いたときよりも いっそう「星に願いを」って感じが出てきました。
「素敵だったね! じゃ、来週は、今日やった左手も全部一緒に弾いて、仕上げってことにしようね」

Aちゃんが、この「星に願いを」に愛着をもって、何度も弾いてくれるといいんだけどな・・・
来週に期待!


ポップスは 歌を覚えるのが早道。

2017年06月05日 | いろんな歌・いろんな曲
Nちゃん(中1):
運動会の振り替え休日で、今日レッスンに来ました。
アレンジ曲は「勝手にシンドバッド」。
Aメロとサビの部分は調子よくいくんですが、やはり中間部のところがゴチャゴチャややこしくて、譜面を読むのも苦労するようです。
そもそも、こういう曲は、まず歌、そしてオリジナルミュージシャンの演奏があって、市販されてる楽譜というのは それを聞き取って採譜したものです。
ピアノとかの器楽用の楽譜じゃないし、書いてある譜割りも微妙なもんなんです。
歌を知っていればこそ、その微妙な譜面を手掛かりに弾ける、というようなものなので、歌を知らないと感じをつかむのも難しいです。
なので、まずはYOUTUBEなどで演奏をよく聴いて、歌を覚えよう、ということにしました。
ピアノで弾くことにこだわらず、何度も演奏を聴いて まず「歌えるように」。
この難解なリズムを、自然に歌えるまでになれば、弾くのも簡単だからね。

もう1曲は、Nちゃんの好きな吉田拓郎さんの「シンシア」という曲です。
こちらは「シンドバッド」と違って ゆったり、まったりした3拍子の歌です。
もともとギターでバッキングしながら歌う曲だから、それをピアノでどう弾くか。
2種類ほどバッキングパターンを試して、その結果、ゆったりとコードの和音を1拍半ずつ入れていく、シャッフル系3拍子の伴奏にしました。
来週、それを練習してきてね、というのが宿題です。