HIBARIピアノ教室レッスン日記♪

ピアノのレッスン日記、その他ヒバリ先生が見聞きした音楽関係・芸術関係etcの日記。

アリベルティ・バス 速く弾こう!

2017年06月08日 | レッスン日記(小中高生)
Lちゃん(小2):
いつも通りレッスンに来たら、保育園時代のお友だちのMちゃんがいてびっくり。
一緒に 音符カードを見ながらリズム打ちをやって、いきなり盛り上がりました。
いままでずっと一人のレッスンだったけど、お友だちと顔を合わせることができるのはとってもいいですね。
これからは毎週会うことができるので、楽しみです。

さて、バーナムも順調に進み、テキストの曲は「おもちゃのチャチャチャ」でした。
Lちゃんはこの歌を知らないというので、Aメロは先生が弾いて、Lちゃんは サビの「おもちゃのチャチャチャ、おもちゃのチャチャチャ、チャチャチャ おもちゃのチャチャチャ!」のところを弾こう、ということにしました。
あけ指、ポジションの移動、臨時記号、などが この短い数小節の中にも入ってきますが、がんばって上手にできました。

もう1曲、先週あげた「ダンスの相手」に伴奏をつけて弾こう、という宿題。
やってきましたよ~♪
CとG7の2種類のコードを ドソミソ、シソファソ、というアリベルティ・バスの伴奏形で合わせ、できるだけ速く弾いて!という課題でしたが、Lちゃんたくさん練習したようで、とっても速く弾けています。
「じゃあ、最初の1コーラスはコードをジャーン・・・と押さえながら、ゆーっくり弾いて。そして2コーラス目からは、ドソミソ、の伴奏に変えて、だんだん、だんだん、速くしていこう!」
こうやって弾くと、スリル満点ですよ!
来週もまた、もっと速く弾いてみようね。(^^♪

新しいメンバー Mちゃん(小2)

2017年06月08日 | レッスン日記(小中高生)
今日から、ヒバリ教室に新しいメンバーが入りました。
Mちゃん(小2)です。
で、Mちゃんは 中1のMちゃんの妹なんです(ややこしいけど)

赤ちゃんのころから ママに抱っこされてお姉ちゃんのレッスンについて来たり、発表会の「ファミリー合奏」にタンバリンを持って参加したりしていました。
今日、ついにMちゃん正式に、ピアノの生徒になりました!
Mちゃん、待ってたよ。

約束の時間に、Mちゃん、期待ではちきれそうになってやってきました。
「こういうのが弾けるよ!」
と、ピアノに向かって「聖者の行進」を弾いてくれました。
左手の伴奏もちゃんとついています!
そればかりか、学校でやったんだと思うけど、メロディー以外の かけ合いやハーモニーのパートも、つぎつぎ弾いています。
こんなに弾けるんだもん、ピアノ始めたら、すぐ上手になるね。

実はMちゃんは、同じ小2のLちゃんと保育園の時のお友だちだそうです。
もう少ししたら、Lちゃんが来る。
そうしたら、「ばあっ」て驚かそうよ。
・・・などと言っていたら、 ♪ピンポ~ン とチャイム。
「ほら来たっ」
レッスン室に入ってきたLちゃんは、ニコニコ顔のMちゃんを見て
「えーっ」とびっくり。
MちゃんもLちゃんも、とっても嬉しそうです。

せっかく一緒になったので、二人一緒に カスタネットをつけて、音符カードのリズム打ちをやりました。
四分音符、八分音符、四分休符、それに二分音符のカードを あれこれ入れ換えて並べながら、リズムを打っていきます。

Mちゃんのレッスン初日、Lちゃんといっしょにできたし、とっても楽しく盛り上がりました。
来週からのレッスンも楽しみだね!

ショパン ワルツ64-2 空白部分、滞空時間をたっぷり♪

2017年06月08日 | ヒバリ先生のワンポイント・アドバイス

Sさん(大人):
「大好きな曲」という ショパンの「嬰ハ短調のワルツNo.7」です。
印象的な冒頭、いきなり切なく湧き上がるようなフレーズの後、対照的に小刻みなフレーズが現われます。
「タラッ、タラ~、タラッ、タラ~」
という、16分休符を挟んだメロディーなのですが、前回のレッスンの時 この休符が充分とれていなくて、音が詰まった感じになっていたので、休符をたっぷりとりましょう、とアドバイスしていました。

今日弾いてもらったら、Sさんがとっても気をつけて、休符がしっかりとって弾いているのがわかりました!
よくなりましたね!
「お休み、ちゃんととれてますね。急いで次の音を弾かないようにって、すごいガマンしました?」
「大分ガマンしました(^^;」とのこと、お疲れさまです。
ガマンの甲斐あって、ふんわりしたフレーズができましたね。

Sさんのお話では、昔テレビで ピアニストのバレンボイムさんが公開レッスンをやっていて、その時 生徒さんが何度も「Silence! silence!」と言われていたそうです。
「それが、今教えてもらっている『間』のことかなと思いつきました」とのこと。

そう、「間」って大事なんですよね。
楽譜で言うと「休符」になるんですが、どうかするとみんな、音符のところは気をつけて弾くけど、休符は「音がないんだから」と おろそかになりがちです。
しかし、休符のとり方如何(いかん)で、演奏がすてきになったり なんだかしまりがなくなったりするのです。
絵画 とくに日本画、それとか書道の大きな額などを思い浮かべてみましょう。
墨で書かれた 黒々とした部分の間にある、白い空間。
これが充分に生かされていないと、伸びやかさやダイナミックさが死んでしまいます。
空白部分がたっぷりあってこそ、黒い墨の部分が引き立つのです。
この「空白部分」が、音楽でいえば「休符」に当たります。

また、バレエやフィギュアスケート、体操競技などでは、ジャンプしたときの「滞空時間」をいかに長くとるか(または長いと感じさせるか)、というのが 演技を大きく見せ 引き立てるコツなのです。

ピアノでも、ぜひ「空間を生かし」、「滞空時間を長く」して、演奏の出来栄えを1ランクアップしましょう! d(^^♪

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