「パイレーツ・オブ・カリビアン」のように、リズムが分かりにくい曲をレッスンする時、ヒバリ先生が時々使うのは「メロディーに歌詞をつける」方法です。
「歌もの」の曲ならいいんですが、ピアノ曲やオーケストラ曲などには歌詞がありませんから。
例えば曲の中で三連符の連続とかが出てきたら「タマゴ、タマゴ、タマゴ…」といいながら弾くとか、レッスンしてる子の名前で「花子、花子、花子…って言うとかすると、3つずつの音符が把握でき、メリハリもついて弾きやすくなります。
今回、「パイレーツ・オブ・カリビアン」は、曲全体が「分かりにくいリズム」だったので、始めから終わりまで、全部に歌詞をつけました。
冒頭のメロディーに付けた
「味噌ラーメン、塩ラーメン、チャーシューメン、ギョーザ!」
に始まり、中華メニュー、レストランメニュー、フルーツ、スイーツなど、そのフレーズに合ったリズムともう一つ(これがけっこう大事)、「メロディーの抑揚」にも一致した言葉を探して当てはめていきました。
(「パイレーツ・オブ・カリビアン」では、食べ物で統一しました笑)
現在、小学生のRちゃん(小4)は、曲の後半部分
カレー、ハンバーグ、スパゲティ、
メロンソーダ、バナナジュース(どのメロディーの所だか当ててみて?)
を経て、
アン!パン!
た、ま、ご、ごはん!
チャー ハン、
の、り、ま、き〜
という歌詞をつけたフィニッシュ部分を仕上げているところです。
もう最後まで到達したので、レッスン時は、まず先生と二人で声を合わせて「味噌ラーメン!塩ラーメン!」と 全曲通して歌うことから始めています。
これで、複雑なリズムも簡単に弾くことができます。
また、分厚い和音の伴奏はコードで弾くので、これも簡単です。
以上、「パイレーツ・オブ・カリビアン」攻略法でした!
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