「パイレーツ・オブ・カリビアン」に歌詞を付けた勢いで、Tくん(小2)の曲にも歌詞をつけました。
「けんばんのおどり」という、現代日本人作曲家の作品なのですが、くり返しの回数や「A」「B」などの切り替えが、Tくん、いまいち曖昧(あいまい)です。
こういう、リズム先行型の曲は、ピシッと弾いてこそなので、何とかキリッと確実に弾いてもらいたい。
そこで先生は、Aの部分に「ライオン来たぞ、ライオン来たぞ、1匹、2匹、3匹、4匹」と歌詞をつけ、ライオンのシールをペタッと貼りました。
「これで、4回間違えずに弾くんだからね?!」
「うん、わかった」
続くBの部分は「ゴリラも来たぞ」です。ゴリラのシールをペタッ。
こうして、曲のなかほどではライオンとゴリラが入り乱れ、フィニッシュは
「トラ、しまうま、トラ、つ、か、ま、え、ろ〜 ダン!」という歌詞に。
「けんばんのおどり」の楽譜には「小人が鍵盤の上で踊っています」というメルヘンなコメントが添えられているんですが、ヒバリ先生がTくんのために考えた歌詞では、完全にサファリパークの曲になってしまいました…
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