毎度のことながら
岩手に演奏に行くときは本場で東北の民謡をやるわけだから
やっぱり、いつも以上に気合が入る。
というか、違う種類の気合がいる。
それでも。思うように弾けなかった時もある。
直前に体調を崩して、全力で歌えなかったり
湿度に負けて三味線の調子が安定しなかったり
うまくいかない時もあった。
今回は最初からテトロン弦を使ったり
これまでの学習効果も生かしつつ
わりと安定した演奏ができたかなと思う。
菊池さんが
去年より三味線が格段に上手くなった、と言ってくれて
すごく嬉しかった。
ほんものの芸能を知ってる人の言葉。何よりも大きい。
今頃だけど、最近の私、めっちゃ真面目になりましたから。笑
稽古は本当に裏切らない。わかる人にはすぐわかる。おそろしいくらいに。
残念ながら声は民謡の声じゃない、と言われたけど
それはそれで自分のやり方で磨いていけばいい、とも言ってくれて
それもまた心強い。
民謡らしさについては
時々、迷いが生じる。
民謡らしくなくても、いい唄を唄えればいいと
これまでにも言ってくれる人はいた。
長唄の白米さんとか、千壽師匠にも何度か言われた。
でも、本場の人の言葉はやっぱり重みが違う。
迷ったときには思いだそう。
そんなお話をした遠野の夜でした。
とりあえず遠野は何を食べても美味しい。
Shamisen + vocal 静月
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►演奏予定
10月6日(日) ディープ大阪ナイトカルチャー塾
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