三味線弾きの日常。

おもに津軽三味線弾き唄い。
ときどき地歌・上方唄。こっそり義太夫三味線。
三味の音を一人でも多くの人に届けたい。

民謡酒場という青春。

2012年01月09日 | 読書
たまには,勉強もしているということを
ブログでもチラ見せしておこうと思います。笑

津軽民謡が好きすぎて
語りだしたら止まらないマニアなものですから,
常日頃のMCではセーブしているのです。
いや、ほんとに。


民謡酒場という青春-高度経済成長を支えた唄たち
山村 基毅
ヤマハミュージックメディア



津軽三味線の歴史を語るときに避けて通れないのが
この民謡酒場というものの存在。
今の津軽の民謡酒場と,東京の民謡酒場は全然違いますけどね。
そして,この本に描かれた民謡酒場の雰囲気なんて
もう今となってはどこにもないのでしょうけれど。

現代において,民謡はかつてのような力は持たなくなったかもしれない。
それでも,私はやっぱり民謡の力を信じています。
去年,東北民謡シリーズを作ったりして
それを実感しています。
長い間,多くの人たちに唄い継がれてきた唄の力。
まだ消えちゃいない。

響喜のステージでは,
そういう想いを,堅い言葉じゃなく,
心底楽しんで演奏してる私たちの姿で伝えたい。

そんな想いを込めて。
来月,再び東京に出陣です!


******** お知らせ *********

文化庁・日本民謡協会 共催

民謡SONIC 和風上音 Wa!fusion

2012年2月28日(火)

江戸東京博物館 1階ホール

OPEN/16:30 START/17:15

全席自由 \2100

(チケット詳細は後日。とりあえずスケジュールの確認をどうぞ☆)

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