お彼岸が過ぎた途端、
気温が11月下旬並みと、
すこし肌寒い日が続いたら、
植物は、早くも冬を感じて、
木の葉は色づき、ブナやドングリ、
椎の実など落ちて来る。
何時だったか、冬の季節を表す南天の花を紹介したが、
正月が来たわけでもないのに、早くも色づいた。
(色づいた南天の実)
そう思って他の木を見ると、
木の実も色づいている。
まもなく小鳥たちが美味しく木の実を食べるだろう。
(くろがねもち)
子供の頃、草の実が真っ赤な色を出すので、
「インクの木」と呼んでいた草も、
それこそインクが出てくるのではと思われるほど、
色づいて、はち切れそうだ。
良い歳になって、子供のように「インクの木」では、
恥ずかしいので調べたら、
ヨウシュヤマゴボウと言う名まであることが解った。
漢字に書くときっと「洋種 山牛蒡」かな?
原産地がアメリカだそうで、「洋種」?
根っこが牛蒡に似て居るところから、「牛蒡」?
合わせて「ヨウシュヤマゴボウ」にしたのだろうと、
ボクが勝手に決めた。(こんな漢字はありません)
しかし、覚えて欲しいのは、
この実や根っこには、毒があると言うことだ。
(毒は/果実と根に有毒成分を含み、食べると 腹痛・ 嘔吐・下痢を起こし、
ついで延髄に作用し、けいれんを起こして死亡する。
皮膚に対しても刺激作用がある。厚生労働省調べ)