楽しんでこそ人生!ー「たった一度の人生 ほんとうに生かさなかったら人間生まれてきた甲斐がないじゃないか」山本有三

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餅つき大会ー稲付の餅搗唄(イナツケノモチツキウタ)

2022年12月22日 04時30分17秒 | 日記
散歩でいつも行く「自然観察公園」は、
東京都北区にあり、
「ふるさと体験農家」は
この公園内にあって管理されている。

コロナ禍で自粛されていたイベントなどが解禁されて、
この度、餅つき大会が復活した。

先々週の土曜日のことです。

その時、北区指定無形民俗文化財となっている、
表題の「稲付の餅つき唄」が紹介されると言うので、
見学した。

餅つき唄の前にモチ米を蒸して、
餅つきの練習がある。


(ふるさと体験農家の庭で餅つき)

やがて北区の区長さんの挨拶があって、
開会の宣言ー北区の保存会のお年寄りの皆さんによる、
「餅つき唄」の披露とともに餅つき大会が始まった。

(区長さんの開催宣言)

昔、稲付町は京浜東北線「赤羽駅」を挟んだ広い町であった。
中山道と御成り街道との間に挟まれた町で、
一帯は広がる田園地帯で農家以外何もないところで、
暮れが近づくと村の人たちが集まって、
何俵ものもち米を炊いて、沢山お餅を搗いた。

その時の唄「稲付の餅つき唄」である。
頂いたパンフレットの右半分は、


「稲付千本杵餅ねり唄」で左半分は、



「稲付千本杵餅つき唄」となっている。

最初の「餅こね唄」は蒸しあがったもち米を臼でこねる時の唄、
4人で餅こめをこねる。
この「杵つき唄」、歌詞を見ると、
どこかで聞いたことのある歌詞、
考えた挙句思い出したのが、
会津民謡だ。

やおら、こね上がった所で杵を太いものに変え、
かわるがわる振り上げ、
よいしょよいしょの掛け声勇ましく餅つきが始まる。
同時に「餅つき唄」が唄われるという寸法。

「餅つき唄」の歌詞を見ると、
三島の農兵節(ノーエ節)の歌詞ですが、
節回しは違っており、初めて聞くものだ。

保存会の皆さんが、一番二番とかわるがわる唄うのですが、
ほとんどが年配の方で、若い人は居ない。

最後に北区の小学校4年生の皆さんが、
「稲付の餅つき唄」を合唱して、
一部の人は踊りを披露した。

唄い終わって立ったまま催しを眺めている保存会のお年寄りに、
区長さんが折り畳み式の椅子を持ってきて、
高齢と思われる人の所へ持ってきた。

恐縮して、唄が終わるまでそこに座った方がいたが、
後ほど聞いたところでは、95歳になられるそうだ。
元気に歌われた姿に感動した。

いつまでも元気で過ごされますように・・・



今日という一日が元気に過ごせますように

皆さんのご多幸を

お祈りしております。








コメント (4)
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