楽しんでこそ人生!ー「たった一度の人生 ほんとうに生かさなかったら人間生まれてきた甲斐がないじゃないか」山本有三

     ・日ごろ考えること
     ・日光奥州街道ひとり歩る記
     ・おくのほそ道を歩く

山茶花とゴルフ

2022年12月17日 04時34分04秒 | つれづれなるままに考えること

山茶花がしきりに咲いている。

この時期、毎年行っている同期入社の友人とのゴルフを楽しんだ。

移籍したその友人たちとも、

ゴルフを楽しむことはできなくなった。

山茶花を見るとどうしてもこのゴルフ行きを思い出す。

メンバーのU君はK大学のゴルフ部で、

Yタイヤメーカーの元社長の御曹司だった。

独身の頃、よく一緒に夜遊びをして、家まで彼を送っていった。

世田谷の大きな門構えの家に住んでいた。

ゴルフに行くので迎えに行きベルを押すと、
最初にお手伝いさんが出てきて、
運転席にいるボクに、
お盆の熱いお茶を振る舞って、

「ただいま用意をしております、
まもなくお出でになりますので
少しお待ちください」と言う。

お茶を飲みほしたころ友人が出てきて、
ゴルフバッグを積み込み、
助手席に乗ってくる。

お手伝いさんに、お茶輪を返して、

「ご馳走様でした、 それでは行ってきます」
と声をかけると、

深々と礼をして、
「行ってらっしゃいまし」と東京弁で言った。

車を出して、U君に
「こんな家に住んでみたいよ」と言ったもんだ。

思い出すが、鬼籍に入ったU君とはもう会えない。
学生時代、親父がゴルフ場の会員権を買ってくれた、
五万円だったと言っていたが、
そのゴルフ場へ入るには

「ジャケット着用してください。」

入口にお願いとして書いてあった。
今はこのゴルフ場の会員権 数千万円のようだ。

「良く咲いた山茶花で」思い出す・・・・













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入院室の窓から3

2022年12月15日 04時27分38秒 | 日記

(南天の実 1)

12/7夜 20時ころになって、
検査をした先生が来て、
「心臓に取り巻く冠状動脈のどれも治療するほど
閉塞していない。

胸の痛みがしばしば起きているのは、
この動脈の先に広がる毛細血管の手前にある
細い血管が狭くなっているところがあって、
血液を先に送ることを遮っているようです。

目視確認できない血管で、
これを治療するために、
現在の医学では、
薬で血管を拡張する以外方法がありません。
今夜から食後にその薬を飲んでいただきます。」
と話された。

つまり、このままにして置くと心臓に送る血液は さらに少なくなり、
いずれ血管は閉塞して血液が流れなくなる。
当然心臓そのものが動かなくなり心不全で人生は終わる、

と言うことなのであろう、
医師はそこまで言わないが、推測すればこの結果に至る。


(南天の実 2)

その後、施術した循環器科の先生に言われて、
やってきたリハビリ科の看護師さんが、

「ボクの症状を緩和するには、
有酸素運動をするのが適切だから
今後の運動方法の指導をします。」と言う。

週1回、3回、5回と症状によって分かれるらしい。
考えてご返事しますと答えた。
生命を長らえることが出来ればそれに越したことはない。

家に帰って、そのパンフレットを机の上に置いておいたら、
カミさんが見つけて、
「やった方が良い」という。

考えたら、料金いくらなのか、
毎日ボクは朝食後 6千歩、昼食後 6千歩いて、
ストレッチ運動もしているが、
その運動との関係がどうなるのか、
まだ確かめていない。

今後、確かめて有酸素運動とやらが、
どんなものかを確かめて、
健康を確保し、しずかに眠りに付きたいと思っている。

(そっとおやすみ  布施 明)
         

       やはり人生は、
「楽しんでこその人生」
                    ですね。



皆さんも健康に留意されて、

楽しい人生を送っていただきたいと願っております。


コメント (6)
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入院室の窓から2

2022年12月13日 04時15分35秒 | 日記
暖房で乾燥したベッドで、
なかなか眠れない一晩を明かして、
起きるなりハタと弱った。

紙おむつの着用方法が分からない。

説明書を見ても、小便は4回まで、軟便も大丈夫と、
効能は書いてあるが着用方法は書いていない。
どっちが前か・・・・

急ぐことはない。

看護師さんが来て紙おむつのことは解決した。

「インシュリンは遅効性のものだけを打って、
速効性はのものは止めます。
それから、これに着替えてください」と、

人間の体の形に切り抜いた、
胴体と袖の部分の前と後ろの型紙のような、
ワンピース、胴体の両側をマジックテープで留めて、
体を覆う仕掛けの手術着を紙パンツ姿の体に着て、

車いすに載せられて手術してへ。

機械とパソコンが並んだ部屋の隣に押し込まれると、
幅50cmほどの台があり、
階段を二段上がって、その台の上に寝る。
マジックテープで留めてあるワンピースの上の部分を、
バリバリとマジックテープをはがし、
身体の消毒、左手首、右手首、
緊急用のために足のつけ根、
つまり睾丸の両サイドを消毒する。
この間、素っ裸。
終わると何かビニール製の重いものを、
ドサッと体に掛けたタオルの上の載せる。
X線を使用するので、
必要な部分以外は被爆しないよう被せる。

左手に点滴を血管に繋ぐ。
右手は手術用のカテーテルを入れる口を作るために、
動脈の血管を切りカテーテル(管)を入れていく。

その後何をしているか分からないが、
クレーンのような機械の先に付いている、
X線用のカメラが上から下から、横の左右から、
動き回って心臓のX線写真を撮っている。
作業内容が逐一映像になっているはず。

ボクには長く感じたが1時間ほどで終了。
終わるまでの準備に時間をとられた。

カテーテルを入れた血管は止血できるまで、
手錠のような感覚の5cm幅のビニール製の帯(おび)で縛ってある。

左手には点滴の管を、
右手は手錠を血管の切り口がつながり血液が止まるまで、
6時間安静にしろとのお達しだ。

17階の部屋のベッドに帰ると、
手術着を看護師さんが剥ぎ取って、
パジャマに着替えさせてくれる。
紙おむつとパジャマ姿で、
やっとベッドに腰掛ける。

しばらくすると、お昼の食事が来た。
右手首は曲げることが出来ないし、
左手がかろうじて五本指を動かせる状態で、
箸をうまく使えそうもない、
ボクは右利きである。

(左手のスマホで撮った富士山)

食事が出来そうもないことを看護師さんに告げると、
スプーンを持ってきてくれた。
献立は、白身魚の照り焼きと付け合わせのサラダ、
別のお皿に小松菜らしき野菜のお浸し、
それにもう一品、
芽昆布と山芋の千切りの酢漬け、
ほうじ茶とご飯少々。

看護師さんが照り焼きの魚を、
一口大にスプーンで切ってご飯に載せてくれた。
これで何とか左手で食べられそう。

ご飯は、照り焼き魚と一緒に、何とか左手で食べた。
小松菜のお浸しと付け合わせサラダは、
何とか左手に持ったお箸で苦労して食べたが、
芽昆布と山芋の千切りの酢の物は、
左手に持ったお箸ではつかむことが出ず、
犬ではないが、小鉢に口を突っ込んで、
スプーンでかき寄せてやっとの思いで食べ終わった。

とたんに疲れが出て、
歯も磨かずベッドに横になるや眠ってしまった。
2時間ごとに右手の状態を観察に来るナースがいて、
状況を観察すると、硬く縛ったビニールの帯を、
少しづつ緩めていった。
3回目の時には、ハッキリ目覚めていて窓の外を見ると、
真っ赤な夕焼けがとても綺麗であった。

(ベッドルームから見た夕やけ)


PM18時が来て、夕食が来た。
同じタイミングで、点滴が終わり、
右手首の血止めの帯もとることが出来た。

自由の身となり、夕食は美味しく頂いた。
後は施術した医師の説明を待つだけ・・・・

(つづく)




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入院室の窓から1

2022年12月10日 04時51分45秒 | 日記
12/5朝、コロナ感染の確認の
PCR検査用の唾液を病院に持参する。

「ご自宅への連絡がない限り陰性です」の返事。
「入院の手続きはお済ですか」
「明日の予定です」と言って別れた。
帰り際に、入院の手続き室を覗いたら、
超満員の待合室に入りきれないほどの人達がいた。
明日の朝、入院もさぞ込み合うだろうから、
指定の時間より早めに来た方がよさそうと、
思い帰った。

12/6に入院しました。
入院の待合室が混雑すると思い、
早めに来たのが予想外にボク一人。
さっさと手続きを済ませ部屋番号を教えてもらと、
着替えのレンタルショップへ行き、
パジャマとバスタオル、フェイスタオルを借りて、
部屋に向かう。

朝からどんよりした天気で、気温も低く気分がすぐれません。
入院した部屋は17階、部屋に案内されベッドを確かめ、
トイレとシャワー室を教わる。

(12/7撮影 入院した部屋から見える景色 1)


(12/7撮影 景色その2)

看護師さんの話で、
「明日(12/7)朝8:45より検査しますから、
朝ごはんは無し、
T字帯か紙おむつを用意してください。
手からカテーテル(管)を入れて心臓を検査しますが、
もし万一の時の緊急の時のために、
足から行う場合がありますので、
足の付け根の大動脈からカテーテルを入れますので、
足の付け根の毛を剃っておいて下さい。
後ほど先生が説明にきます。」

「先生いつ来るの?」と訊いたら、
「夕方になりますと言う。」

朝10時には、ベッドの前に居たのに、
医者先生が来るのは夕方と言うのに、
時間のつぶし方を考えておかなかった自分が悪い。
TVを見たり、スマホで頭を使うゲームをしたり、
陰毛を特別なバリカンで剃って、
ついでにシャワーを浴びたり、
隣のベッドの、
同じような境遇の患者と看護師とのやり取りを聞いて、
時間をつぶした。

夕方になってやってきた医師の話によると、
「明日はまず検査して、
その後に治療ができるかどうか判断します。
もし治療となると、入院を延期して頂きます。
明日朝7:45分に検査室で開始します。
朝ごはんは抜きにします。」

「朝ごはんなしの場合インシュリンはどのようにすれば?
施術中に低血糖になる可能性があります。」とボク。

マスクした先生は若くてハンサムで鋭そうな感じ。
「それについては糖尿病の先生と相談して、
後ほど看護師の方から連絡します。」

(つづく)


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12月の満月

2022年12月09日 04時40分10秒 | 日記
2022年最後の満月は12/8であった。

北米ではコールド・ムーンと言うそうだ。

いかにも冷たい満月を撮った。


青白くて冷たい感じがよく撮れたと思っている。

さらにもう一枚。北米でなくても十分コールド・ムーンだ。


肉眼で見ると右肩に火星があるのですが、

満月をこの明かりで撮ると火星は映ってくれない。

写真を撮るのが上手な方は、両方撮れているに違いない。


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