そうなんだ。

外国語で知ったこと。

霊   英語

2014-04-11 13:00:00 | 御朱印
前回のブログの続きになります。
武道館での入学式が午後からでしたので、その前に
靖国神社でお詣り・御朱印・見学をしました。

渋谷から車でお茶ノ水方面に向かう際、靖国神社を右折して
靖国通りに入るルートを使っていたことがあります。 
場所は以前から承知していましたが、鳥居をくぐるのは初めてです。
その上、靖国神社に祀られているのは太平洋戦争で亡くなった
方たちだけだと思っていました。

違うんですね。
明治維新以降、日本を守るために命を捧げられた
246万6千余柱の方々の神霊がお祭りされています。
その中には坂本龍馬・吉田松陰・高杉晋作など幕末の志士達
や戦場で救護ために活躍した従軍看護婦なども祀られて
いるそうです。

しかし、展示されている遺書・遺品は第2次世界大戦時の
ものが多く、記された年齢の若さにも胸が締め付けられました。
お詣りする時は通常、あれこれ個人的なお願いをするのですが
ここ靖国ではさすがに自分自身の願い事は控えました。

靖国神社の境内に東京の開花宣言の目安となる “標本木” が
あります。 気象庁の職員がこのソメイヨシノの開花を調べて
5~6輪確認できると東京の開花を発表します。
今年は3月25日でした。
この木に残る桜の花を娘と一緒に眺めました。

境内には600本の桜があります。
日本を象徴する桜は、靖国神社に鎮まる英霊にとっての誇りの
象徴でもあるそうです。
平和を求めて命をかけた英霊と平和な時代に暮らす人々が
境内の見事な桜を、今年も共に鑑賞したのでしょう。

『そうなんだ外国語』 は、ここで言う場合の “霊” です。
ゴーストではないだろうとは思いました。
英文で書かれたパンフレットももらってきたので、これを
読んで確かめます。
霊にあたる英語に3種類の単語が使われています。

「spirit」(スピリット)
「soul」(ソウル)
「divinity」(ディヴィニティ)

スピリットとソウルは日本語としても使いますが
ディヴィニティは知りません。
英和辞書を引くと、“神” でした。

この辺りのニュアンスの受け取り方で、誤解が生まれるのでしょうか。


文中の “標本木” をクリックで標本木と御朱印がご覧いただけます。



コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする