そうなんだ。

外国語で知ったこと。

コサージュ   フランス語

2014-04-09 13:00:00 | 日記
大学の入学式に親が出席というのは、どうなの?
私自身の大学入学当時は、親の出席は珍しかったですし
母も来ませんでしたので、こんな風に思っていました。

ところが今回、あまりに魅力的な条件がそろっていたので
娘の大学の入学式に行ってきました。

魅力的な条件とは
1.武道館で開催される。
2.武道館前の道路を挟んで靖国神社がある。

武道館を借り切って行われる入学式というものに興味が
ありました。 若い頃コンサートで行ったことがありますが
どんな風にあの武道館が使われるのか・・・。

鳥居をくぐったことのない靖国神社もお詣りし御朱印を
頂いてこれる。

今回は今時の入学式における服装についてお話します。
女子は9割以上が春だというのに黒のスーツです。

“どうせ入学式以外に着ないスーツなら、就職活動時に必要と
なる黒スーツを買ったほうがいいらしい”

バブル期にはありえなかった倹約的アドバイスもあるのでしょう。 
ブラウスも圧倒的に白が多かったので、ネクタイやワイシャツの色柄に
工夫を凝らす男子のほうが、むしろ華やかに感じられるくらいでした。

しかも、お式の定番だと思っていた “コサージュ” を着けて
いる女子はほとんどいません。
家を出る前に、黒スーツ姿の娘に
“コサージュとかパールのネックレスをして華やかにすれば?”
と声をかけて断られたのも頷けます。
今時、流行らないのでしょうか。

私も靖国神社を予定していたのでコサージュは無しでしたが
親御さんでもコサージュを着けていたのは少数派でした。

コサージュ。 いかにもフランス語の発音です。
外来語新語辞典にも由来はフランス語となっています。

「corsage」(コルサージュ)・・・ブラウス・《婦人服の》身ごろ

胸元に飾る花束を
「bouquet de corsage」(ブーケ ド コルサージュ)
(ブーケ)はご存知の花束です。
それを短くして (コサージュ) と呼ぶようになったようです。

とにかくアリーナ席の大学生と1・2階席の父母で武道館内は満席でした。
入場に45分。 式が45分。 退場に45分。
入るのと出るのが大変でしたが、珍しい体験で面白かったです。



コメント (6)
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