そうなんだ。

外国語で知ったこと。

ダイエティシャン   英語

2015-01-23 13:00:00 | 英会話教室
今週の英会話教室でのニュースを取り上げた
トーキングタイムは、米国人教師による話題提起で

“福岡女子大に願書を拒否された男子学生が提訴”

について “あなたの考えは?” になりました。
とは言っても、生徒3人はつたない英会話力なので
意見の全てを上手く表現できるわけではありませんが。

ニュースの概要は、
 学びたい栄養士関係の授業がある公立大学が
 通学圏内に『福岡女子大』 1校のみ。 
 栄養学を学びたい男子が願書を提出したが不受理。 
 男子は大学を提訴。

というものです。
もともとこのニュースを知ってはいたので、概要はだいたい
聞き取れたのですが、その中で『???』の単語がありました。
何度か (ダイエティシャン) という言葉が出てくるのです。

日本語から想像するに、ダイエットをしている人
もしくは、ダイエットを指導する人

このニュースの内容から考えると、どちらも違うでしょう。
「ダイエティシャンって何?」、 目による3人の無言会話に
気付いた教師が 「food」 や 「health」(健康)
などの簡単な単語を使って説明してくれました。

「dietitian」(ダイエティシャン)・・・栄養士

英語のダイエットという単語は、 本来 “食べない” ではなく
“食事療法”や “日常の食事” という意味です。

このニュースで問題になるのは、私立大学ではなく公立大学
だという点です。 

 憲法で男女平等を定めておきながら、男子を受け入れない大学を
 “私”ならぬ、“公”が運営をするのはどうなのか?

これは米国人教師の意見で、まぁ確かに・・・。
一方、私達生徒は国立の“お茶の水女子大”を思い浮かべながら
ボソボソと

 But・・・、伝統もkeepしたほうが・・・。

最終的に、教師は両手を天秤のように広げて

「constitution」(コンスティテューション) 憲法
「tradition」(トラディション)伝統

「トラディション イズ ヘビー」 と言いながら
伝統側が重みで下がるジェスチャーで、この話題の終了を告げました。

“変なことをする人がいるものだ” 

と気にも留めなかったニュースですが、 お国柄によっては

“彼の行動はもっともだ” 

と感じるのかもしれませんね。

今は、裁判所がどのような判断を下すのか注目しています。




コメント (6)
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