卒業論文も書き終わり、残り僅かとなった学生期間中に旅行をいくつも計画しています。
旅行会社もあの手この手で卒業旅行を応援(?)しているようです。
娘が友人と申し込んだヨーロッパ卒業旅行の費用は、出世払い。
手数料をとられることなく、就職後の給料払いでOKだそうです。
娘と同年齢の頃、私も友人のみち子さんとヨーロッパ旅行に行ったので
当時の写真を引っ張り出して(頼まれもしないのに)、目の前に広げました。
ほとんどの写真を 「はいはい」 と生意気な返事をするだけでロクに見ませんでしたが
興味を示したのは、私がベルサイユでトレーナーを羽織るようにして長袖の部分を胸の辺りで結んでいる写真。
風景ではなく、私のファッションが気になったようです。
そういえば、今はこういう着こなしをあまり見かけません。
もう一枚はみち子さんの顔がふっくらした写真でした。
このような母娘の楽しそうな様子に、加わりたいと思ったのでしょう。
夫が “モン・サン・ミッシェル巡礼” とタイトルがついた写真集をリビングにポンと置きました。
父親に世話を焼いてもらわずとも、自分で気に入ったガイドブックを購入してますから
ここでも 「はいはい」=「まったく、もう」 の雰囲気を全面に出しました。
報われない夫が少々気の毒だったので、私が見せてもらいました。
私はトイレでも本を読むのですが、その本をトイレに持ち込んで、うっかり置き忘れたのを夫が見つけ
夫 「なんでこの本がトイレにあるんだよ」
悲し気な声を上げたので、
私 「ごめん。 私が見せてもらった」
いかにも素晴らしい写真集だとばかりに頷いてみせました。
「Mont Saint Michel」(モン・サン・ミッシェル)
(サン・ミッシェル)は聖ミッシェル。
(モン)はフランス語で “~山”。
「montagne」(モンタニュ)・・・山
「mont」(モン)・・・~山
(モン)は山の名前の前に付けて、~山になります。
富士山をフランス語で言うと、「le mont Fuji」(ル モン フジ)。
有名なモンブランは 「le mont Blanc」(ル モン ブラン)と書きます。
モン・サン・ミッシェルは、山と呼ばれているんですね。
写真集の解説を読んで、あらためて山のような形のモン・サン・ミッシェルに納得しました。
私にブログネタを提供してくれた点で、夫の用意した本は無駄にならなかったのです。