私は本を読むことが好きです。
中毒と言っても過言ではないかもしれません。
日本及び近隣国の歴史を扱った小説が、特に好きです。
北方謙三著の「チンギス紀」次号を楽しみに待ちつつ、
陳舜臣著の「チンギスハーンの一族」全4巻を読み終わったところです。
かなりモンゴル帝国に詳しくなりました。
ちなみに、日本語や中国語と同様にモンゴル文字は縦に書くようです。
日本語や中国語は右から左へ書く右縦書きですが
モンゴル語は左から右へ書く左縦書きだそうです。
進行方向はさておき、どちらにしても読めません。
一時は、ユーラシア大陸のほとんどがモンゴル帝国の領土だったという歴史に驚きました。
下の地図の赤色がモンゴル帝国です。
チンギスハーンの孫にあたるフビライハーンの時に、モンゴルは国名を元(げん)にしました。
そして、日本にも侵攻したのです。
歴史の授業で、蒙古襲来・元寇(げんこう)と習ったこの戦いは、モンゴル帝国によるものだったと
今更ながら、知ったしだいです。
日本で「文永の役」(1274年)や「弘安の役」(1281年)と呼ばれるこの戦いは
日本側が神風と呼んだ台風によって元軍が自滅します。
小説の中で触れられていた場面で、歴史授業で習った記憶がよみがえりました。
海外の歴史小説を読んでいる時に分かりづらいのが
日本の何時代の出来事なのかということです。
西暦で書かれた出来事が、日本の何時代にあたるのか繋がりにくいからです。
チンギスハーンがモンゴル皇帝となったのが1206年。
これは、いい国(1192)作ろう鎌倉幕府。
語呂を覚えていたので、イメージ出来ました。
語呂って、優れものですね~。
そこで、いつも忘れがちだった
明治元年・大正元年・昭和元年・平成元年をまとめて覚えられる語呂を見つけました。
一つやろうや (1868年 明治元年)
とくいに (1912年 大正元年)
プロ (1926年 昭和元年)
野球 (1989年 平成元年)
平成はともかく、なかなか西暦に繋がりませんでしたが
これなら、まとめて覚えられそうです。
#モンゴル #チンギスハーン #フビライハーン #元 #蒙古 #西暦語呂